お菓子の棚はデザインの宝庫

チョコラスク

一昨日シャトレーゼで買った、クリスマス用ギフト用?のラスク。アイスを買うというので久しぶりにわたしも店内に入ってみた。そこで包み紙の綺麗さに惹かれて買ったのがこれ。今朝(11/7)の4時過ぎまで、10時間以上かかってCGで描いた。

家族は毎日アイスを1~2本食べる。わたしは一年に1本(個)食べるかどうか。冷たいものが苦手(夏場の冷やしそうめんは別)である。お菓子類もあまり食べないから、スーパーでもそういう棚には近寄らなかった。興味なかったのである。

最近、絵のモチーフを広げようと、そういう棚に積極的に足を向けるようにした。そこはデザインの宝庫である。食べ物、飲み物という商品は、まず買う人の目を引かなくては手にとってもらえない。メーカーにとって、そこが死活の第一歩だから、デザインには最大限気を遣うのも当然だ。高級品には上品なデザインが必要だし、安売り商品にはそれなりのアイキャッチが要る。

他人のデザインを自分の絵には使えない。それが創作上の鉄則である。わたしがお菓子類の棚に足が向かなかった理由の一つでもある。けれど、「練習・勉強専用」の「教材」と割り切って考えることで、安くて、豊富で、さまざまなアイデアに満ちた、巨大で常に新しいストレージをそこに見出すことができた。これを使えば、まるまる一部屋以上のスペースを楽器だの壺だのに占領されることはなくなる―はずだがどうだろうか。