豊橋うずら卵

豊橋うずら卵(習作1)

少なくともここ2年以上、ほぼ毎朝納豆1パックにうずら卵2個を入れて食べるのがわたしの朝食スタイルになっている。一番多いパターンは食パン(6枚切り)1枚(たまにご飯100g)とウズラ卵入り納豆(40g)。それにカスピ海ヨーグルトと大豆ヨーグルトを混ぜたもの200g。そして一杯のコーヒーを淹れる。そうそう、起床時の筋トレあとに牛乳200cc。

昼食、夕食はバラバラだが、朝だけはほとんどそれ。そのせいだか知らないが、内蔵の調子はほぼ安定している。ここ1~2週間、お菓子やポカリスエットなど、スーパーやコンビニで見る「製品」を描いているので、朝食後のテーブルを見ながら、その流れでこれを描いてみた。

そういうわけで、狙いは玉子のほうではなく、むしろ容器パックの方。透明なのでどこがどうなっているのか見えにくい。描いていて感じるのは、普通?なら「絵にならない」モノ、多くの人には(安っぽ過ぎて)絵の題材だと思われないモノだって、描いてみると「高級画材」とそん色ないということだ。難易度も、このウズラ卵だって、花瓶に挿した薔薇より簡単とはいえない。むしろ既製品は皆が知っているので、ごまかしが利かない気さえする。

これを油絵で描いたら面白そうな気がする。若い人がこんな題材を描いた絵を出品することがあるが、なるほどとうなづけるところがある。もう少しこんなこと続けてみよう。

鉛筆デッサン

鉛筆デッサンー1

鉛筆デッサンー2

青いカモメの絵画教室。水曜日の水彩クラスで鉛筆デッサンをしました。クラスからのリクエストです。幹事の方から「明暗表現について勉強したいという要望があります」と連絡があったので、教室でそのことについて、どうやるか話し合った結果、①明暗を見る訓練 ②明暗の使い方 の2段階で勉強することにしました。基本のキを再確認したいということなのでしょう。

①については「鉛筆デッサン」をやることにしました。②についてはまだ決まっていませんが、明暗表現について巨匠たちの作品例を分析、練習作品の制作、の2段階でやることにしようかと考えています。「鉛筆デッサン」第1回は「リンゴと石膏像」。3つの組み合わせを用意しましたが、2つが選択され、これはそのうちのひとつ。

「デッサンー1」は教室で時間内に、わたしも描いてみたものです。明暗表現ですから、明るさ・暗さは最低限4段階は見分(描き分け)けたいもの。そしてそれを(再現的に)表現する。それがー1。

ですが、さすがに実質2時間ちょっとでは、見ることはできても、表現までの時間は足りません。しかもこのモチーフは今回のみ。そんなわけで、土曜日午後、現場写真に光線条件をできるだけあわせ、写真も参考にしながらさらに3時間近く一人で描き込んでみたのがー2です。表現が硬くなってしまいましたが、久しぶりに画学生になった気分でした。最近、再現的な描写や鉛筆デッサンなど、現在のわたしの方向性と真逆のことをやるはめになっています。それが逆に新鮮に感じたりするのは、わたしの本質がアナログ的な人間だからなのかも知れません。

「ポカリスエット」描いてみた

ポカリスエット描いてみた

ポカリスエット描いてみた。現在午前2時。夜10時ころから描き始め、午前1時頃までかかった、と思う。昨夜もベッドに腹這いになって1時間以上、下描きをした。今日は眼も疲れてきたが、座りっぱなしなので足の血行が悪くなり、くるぶしから下が冷え冷え。

前回、前々回のお菓子や、ポカリスエットなどもそうだが、あくまで現物を目の前においての「スケッチ」の練習。今回は水彩で描くための準備も兼ねている。水彩画は描く順番によっては、極端に難しくなったり(ようするに描けない)、簡単になったりするので、事前にあるていど計画を立ててみる方がいい(と思う)。その点、油絵は順番など気にしない。どんどん描けばいいから気が楽だ。油絵っていいなあ。―でも、ここは水彩のため頑張らねば。

YouTubu 「青いカモメの絵画教室」に制作プロセス動画を掲載中。3分40秒です。ご覧ください。