鞍馬天狗が運転中

昨日の帰宅時、目の前を一台の保冷車が右折した。運転席にはなんと、「鞍馬天狗」。いや、白頭巾に白装束だから「隠密剣士」だったかも知れません。

車が横切ったのだから、車体には社名か、商品名が書かれていただろうが、覚えていない(たぶん餃子ではないか、と想像する)。子どもの時に見ていた嵐寛寿郎の白覆面が、馬ならぬ保冷車を運転して、突如目の前にタイムスリップして現れた衝撃のせいだろう。

刀を背負っていたかを見逃したのは残念だったし、咄嗟にその車を追跡しようと思いつかなかったのは、残念至極。写真は、その時ダッシュボードにあったメモ用紙に、マジックペンでメモしたもの。

 

青いカモメ展終了

今日で終了

始めます、と言ったかと思ったらもう終了。今日から次の展覧会が始まり、しかもそれが全く要領を得ないかったるさでイライラし、正直疲れた。

何とか健康で制作できるのはあと10年がせいぜいとすると、1年に1〜2枚の大作ならもう20枚は描けないことになる。体調が悪ければ10枚位しか描けないかも知れない。その10枚で、自分の人生の何かを表現できるのか。

今のようにダラダラ描いていては上手に死ねないぞ、といつも胸のなかで声がする。

心苦しいが / Under stress

Sweets
Sweets

暇なわけではない。が、やってることは暇な人のやることばかり。今朝は早朝からずっと読書。実は数日前から、早く読み切るつもりで読み始めたのだが、読み流すことができず、今日の昼までかかってやっと読み終えた。その間、尻に火が着く思いでヒリヒリしながら、コピーを取ったり。昨夜は昨夜で、見る時間が取れなかった海外ドラマをまとめて観たり。日中はずっと「こんなことやってる暇は無いぞ」と心の声に罵倒されながら、数枚のデッサンを描き続けていた。家のことといえば、10個ほどの鉢植えの世話をしただけだ。この時期だから気が急くのだと分かってはいるのだが。

暇なのだ。いや、暇ではない。することがたくさんあって忙しいのだが、結局何もやらないだけなのだ。それがストレス。普通の意味でのストレス解消法ばかりやっている。ムシャムシャとスイーツを頬張りながら、ダイエット本を読んでいるようなものか。

とりあえず、絵に描いた餅ならぬ、絵に描いたスイーツをどうぞ。