動画でアップアップしました

動画をほぼ1ヶ月ぶりにアップしました。ダジャレではありませんが、本当にあっぷあっぷしました。初めは遊び的なスケッチの動画を作ろうと企画し、録画も(まあ)簡単にできた。一週間で、余裕でアップできるつもりだった。

いざ編集を始めたら、「○○的なものもあってもいいね」的なアドバイスやその方向での参考になるものなどが目につき始め、構想が大きく転換。構想がどんどん完結性を求めるようになり、そのために資料不足になり、資料があればそれらをちゃんとまとめるための言葉がさらに必要になって、進まなくなってしまった。

一ヶ月かけて、その分いいものができたかというと、現実には中途半端な気分が残っている。余裕なく、ゴールに倒れ込んだマラソン選手のような姿を想像してもらえばイメージが近い。「基礎の基礎」的なビデオの構想はまだたくさんあるが、体力が続くかどうかの方が気になってきた。

疲れを癒す「青」

ヨットハーバー(水彩)

水曜日の水彩教室で、課題として描いてみた。相当急いで描いても、時間内に描くのは難しい。急いでいるせいで、もやい綱なども描き忘れ。当たり前だが、やっぱり急いで描くのは楽しくない。失敗しても、ゆるゆる描くのがいいな。

それでも、青い絵の具を使うだけで爽やかな気分になれるのは絵を描く人の特権か。

技術的な課題がひとつ。この絵ではマスク液を使ってみたが、専用のノズルで細く描くはずががドバっと出てしまったり、逆に詰まったりなど、白抜きに難儀した。マスク液を薄めて筆で置く方法もあるし、あとから修正液やガッシュなどの不透明絵の具で描くなどいろいろあるが、教室でいろいろ試している時間はない。とりあえずはもう少し上手にマスク液を扱う方法を見つけ出さないといけない。

明日(いや、もう今日だ)で9月も終わる。「光陰矢のごとし」の「矢」なんて今や「スロー」の代名詞(それでも新幹線並みの時速200kmチョイ)。一日が矢の10倍以上早く過ぎる感じだなあと思って計算してみると、実際、赤道上での地球の自転速度は時速約1700kmで、矢の早さの8倍くらいの速さで地球が回っているのだった。体感に近かったのにむしろ驚いた。

CGかペン・スケッチか

「アフリカの夢(仮題)」 ビデオの一場面から

今日は午前中の家事と午後の教室。教室では絵画「制作」の指導。ビデオの「編集・製作」は午後7時過ぎからになった。

ビデオではペンによるスケッチの方法を紹介している。が、ある意味で矛盾を感じながらのビデオ作りでもある。

矛盾とは、例えばCG上でペン・スケッチをすれば(今やパソコン上では鉛筆だろうが、ペンだろうが、水彩でも油彩でも何でも「それなりに」、かつ「容易に」使えるのである)、別段の編集なしにほぼそのまま公開でき、しかも視聴者の視聴環境に設定をピッタリ合わせることができる。なのに、わざわざ紙やペンを買い、狭い室内を片づけて撮影スペースを確保し、照明器具も並べて電気代を浪費?。さらにその録画を何十時間もかけて編集して、わざわざ見にくいビデオでの公開をする意味。

無意味は虚無につながり、虚無と鬱は仲のいい親戚である。何とか意味を見出そうと努力するより、そんなもの放り投げて、CGだけで作るか、ビデオなどやめて、慣れ親しんだペンスケッチで、もうそんな長くない一生を楽しむか、どちらかひとつにするほうが賢明というものだろう。夢から醒めた直後、誰の声か知らないがいつも聞こえてくる。