雲が風を吹いている

7月7日、七夕だ!一週間過ぎて、やっと思い出した
7月10日18.00。このあと突風。見るからに風を吹いていますね

今日は若干曇りで気温は4℃ほど昨日より低かった(昨日は東京・八王子市で39.1℃!)そうですが、それでもちょっと動けば汗びっしょりです。忙しさの上にこの暑さのせいも重なって、最近ウオーキングもかなりサボっています。せっせと歩いて2~3回汗をたくさんかけば暑さ慣れするような気もしますが、熱中症になってしまっては元も子もありませんので、用心です。

暑さのせいで、ついうっかりブログを書き忘れるところでした。なんでも暑さのせいにしてしまえるのも、時には便利なこともありますが、忘れてしまうと実害が出ることもあります。最近も、ウオーキングの歩数、時間、消費カロリーだの睡眠の深さなどを図ってくれるリストウォッチをどこかに置き忘れ、今になっても全然思い出せません。家の中にあるはずだという気はするのですが、腕から外れたのにも気がつかないほどボーっとしていたのかもしれません。

陽ざしが強いと、空を見上げるにもちょっとした意志が必要ですが、こんな雲も出ていますよ。上はもう秋のような感じ。7月7日といえば健診の日でした。サラッとしていたような気がしたのはクーラーの効いた中にいたからでしょう。この日は35℃もありました。

下は買い物の際に駐車場での写真。このちょっとあとで急に風が強くなり、市内の一部で竜巻の被害があったそうです。我が家はなんでもないと思っていましたが、モノ置台代わりに使っていた玄関わきの重いガラスの板が数メートル離れたところで見つかりました。ここに住んで初めてのことです。水が入っていた外のバケツはどこへ行ったか、とうとう見つかりません。もしかしたら、我が家でも災害一歩手前だったのかもしれません。わたしの日ごろの行いが相当良かったんでしょうね、きっと。

何もない日

「(水彩での)下塗り効果」のデモ制作

昨日、今日と暑い日が続きます。7月11日火曜日、午後7時現在32℃、だそうです。皆さん大丈夫ですか。その昔、当時すでに型落ちで安売りのクーラーを、しかもスペースに対してパワー不足の、しかもアトリエの上下左右が隙間だらけの、しかも、しかも、しかもの中で、アトリエにつけたのがもうとっくに10年以上前のこと。

以来、たいしたトラブルもなく、「クーラー年金」というものがあったら支払ってやりたいほど、(あっても実際は払えないが)そいつは健気に頑張っております(埃を掃うくらいしか手入れもしないのに)。なので、28℃設定で室温が30℃以下にならなくても、わたしは彼に(彼女かも?)文句を言いません。外より涼しければ何度でも結構でございます。―「でも―」電気代が上がっていると、妻が彼を(わたしをかも?)睨みつけたりするので、「甲斐性なしはわたくしのせいでござります。どうぞ、わたくしめをお縄にかけてくださりませ~」とは口ばかりで、わたしも一緒になって睨みつけている始末。

暑さは苦手ですが嫌いではない、と何度もこのブログに書いた記憶があります。反対に、「寒いのは好きなのに、身体がどうも弱音を吐いてしまう傾向です」を、どう表現したらいいかと考えていました。整理すると「暑いのも寒いのも好きだが、身体には負担です」ってこと?あたりまえじゃんね?そっか、知能のモーターが回っていなかったんですね。なっさけね~(>_<)。

というわけで、今日はこの暑さの中で、ひたすらブログ用の絵を描き、YouTube用の編集作業以外に何もしませんでした。作業が一段落ついて、久しぶりのウオーキングでも行こうとはしたのですが。一日中座りっぱなしのせいか足腰が自分のもののようではなく、それでも壊れたロボットのように、とりあえず歩き始めました。そしたら、いくらも歩かないうちに急に突風が吹き始めたんです。見上げると、入道雲が崩れかかっていてなかでピカピカ光っている。これ幸いとUターンしたら、なんと同市内で竜巻が発生したのだとのニュース。何も書くことのない一日でした(>_<) 。

対比(比べること)

「黄色い壁」 教室でのデモ制作から

おはようございます。今日は2023年7月9日日曜日。ちょっと曇って蒸し暑い日です。ニュース?天気予報を見ると島根、山口など日本海側から九州北部にかけ、大雨になっているようです。自然災害ですからやむを得ない面もありますが、防げる部分は被害が小さく済んで欲しいと思います。

火曜日水彩クラスでのデモ制作です。教室では仕上がりませんでしたので、帰宅後完成まで描いてみました。ここでは色の対比、とくに補色の対比をサブテーマにしています。補色というのは「お互いに引き立て合う2色の関係」を指す語ですが、この場合は黄色の壁と、木や建物の周囲全体の紫との関係がそれにあたります。撮影もしましたので、いずれYouTubeにアップするつもりです。

補色の説明を補足しておくと、考え方としてはいわゆる三原色(赤、青、黄)のうち2つを混ぜた色と、残った一つが補色の関係になる、と覚えておけばだいたい作れるようになります。よく知られているように、青と黄色を混ぜれば緑になり、その緑と赤が補色の関係になる、ということです。現実には絵具または光をつかうことになり、それぞれ全く異なる混合色になります。絵の具の場合でも、たとえば赤のなかにも性質のかなり異なる「赤」が何種類もあり、さらにインクや油絵具、水彩絵の具のような素材の違いもあって、組み合わせ方は無限にあると言っていいでしょう。ただ、基本的な考え方はいま述べた通りです。
 色だけでなく、もちろん白と黒のような明暗の対比もあります。「対比」の概念はさらに、絵画などのビジュアル系だけでなく一般にも広く理解、使用されていて、あらゆる「比較」の場で意識的、無意識的に使われています。「あのひとは背が高い」というとき、それは自分もしくは周囲と比べているわけですし、「あのひとは美しくなった」というときはその人の過去、もしくは同年代の他の人に比べて、という風に比べていることになります。「対比」は「比較」の中心と言っていいかと思います。 

「対比」と対比させられる概念に「調和」というのがあります。美術の世界では「調和」のなかに「対比」が含まれる感じですが、考えようによっては逆のようにも見えますね。 
 「比較する」ことは人間の大きな知恵です。その素晴らしい発展は「定規・物差し」の発明に現れました。それがあらゆる分野での概念の共有を経て、現在のAIにまで繋がっていることを考えるのも面白いですね。