平昌(ピョンチャン)・オリンピック始まる

平昌(ピョンチャン)オリンピックが始まった。開会式も少し見た。最も印象に残ったのは、最後の、インテル社提供の約1300機(台?)のドローンによる空中マスゲームだった。ドローンは自立思考型で、一機ごとに自ら風向きや風速を計算して、揺るぎのない五輪マークを描いて見せた。

国ごとの金メダル数やなんて、興味はないが、あのドローンに毒ガスでも仕込まれていれば…と軍関係者はヒヤヒヤしただろうから、当然その前にチェックしたに違いない。オリンピックは競技用品メーカーにとっても「技術オリンピック」なのはこれまでの常識だが、いよいよオリンピックでの、軍事メーカーの販促ショーが開幕したように見えた。次は、医療メーカーの「緊急事態対応ショー」にならなければ幸いだ。