骨が好きかも

骨が好きかも知れない、子どもの頃から。今日、突然そのことに思い至った。

アトリエには小さなメスのゾウアザラシの頭蓋骨、インパラの頭があり、二階には大きな牛骨だけでなく、小さなキツネ、タヌキ、貂の頭蓋骨がある。たくさんの貝殻やカニの骨格も、考えてみれば骨だ。

森の中に落ちている鳥の白骨化したもの、砂浜で波に晒されている魚の骨格。気味が悪いなど感じたこともなかった。実際はこうなっているのかという科学的好奇心だけでなく、もう少し感覚的、哲学的な何かをも感じていたのかも知れません。