西原(さいばら)理恵子を読む

西原理恵子さんといえば、ちょっと悪どい顔つきのオバちゃんが、デカイ口を開いて辛辣なセリフ?を吐く漫画を描いて人気(彼女のこれまでの凄まじい人生が映画化されるほど)のマルチ漫画家だ。

今年、「女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと」と娘への餞別?の本を書いて評判になったので、それも含めて数冊まとめて読んでみた。

まあまあ、なるほど、なるほどですが、実際やるとなると大変なことですが、実際やったんですね。凄い。そこから自分の事を考えてみると「全て手遅れ」。絶望しそうだが、それでも人に恵まれてここまで生きてこれた。感謝だなあと、改めて思う。でも、あと10年もっと好きなように生きて、その時点で静かに死んでもいくってのもカッコいいかな〜と思う。その10年をどうやって深く、濃くするか、何だか自分の人生をどうブレンドするかという、ソムリエになったような気がしてきた。