こいつらをどうしよう?

まだ12月だぜ

アトリエ内の植物が、なんだか変に元気になってきた。先月末、朝夕の気温が下がり始めたので、仕方なく外からアトリエに入れた、寒さに滅法弱いやつら。ホニャホニャと力無く伸ばしていた枝もバチバチ切って、サイズを縮めて。文句は認めない。

当然だが、アトリエは熱帯植物園じゃない。温度一定など出来るはずもないし、制作の邪魔になれば寒くても隅っこに移動する。私は暑がりだから、暖房もしょっちゅう切る。さすがに飯(水)抜きでは可哀想だから、水やりだけは土の乾き具合と、植物の顔を見て、「どうする?どのくらい欲しい?」と聞いてやる。欲しいという量の70%くらい。葉っぱの面積、それぞれの実家の気候、鉢の大きさ(100%私の都合なのだが)は一応按配し、必要量を1日おき。ぜいたくなどさせない。

なのに、なぜ?なぜかやたら元気がいい。あちこちから新しい芽や葉なんぞ出しやがって、これからが本格的な冬だと解ってんのか?植物だって確か80%以上、ゲノムが人間と共通しているはずだぞ。どうすんだ、おめえたち。俺は責任持たねえぞ、てめえの新しい芽なんかに。