睡眠疲れ

ワイン瓶とグラスなど (水彩)

「睡眠疲れ」という言葉があるかどうかは知らないが、朝の最初の気分が「疲れた」という感じ。わたしの場合、睡眠時間は十分、睡眠の深さも長い時で約1時間ある。まあ、普通というより、「貧眠」が多いと言われる現代では、むしろ寝過ぎる部類に入るかもしれない。それでも、リフレッシュして気分爽快、今日もやるぞ、という気分には程遠い。

最近、腕時計型の一種のヘルスシステム(もちろん時計でもある)を息子がプレゼントしてくれた。これを着けて寝ると睡眠の深さや長さなどが心拍数をベースに記録される。そのデータと自分の気分が時には一致し、時には大きく乖離する。

睡眠は生活習慣だ。一朝一夕で改善などできない。けれど、頭の片隅に意識を残すことで、少しずつ良い睡眠環境にしていくことはできそうだし、現に始めてもいる。とはいっても時には午前2時、3時までやらなくてはならないこともあるし、早めに寝てもちっとも寝つけず、結局起きてしまうことも少なくない。そんなことも大目に見るようにしなくては。せっかちな努力が逆効果にならないように。

絵の周辺にもいろいろある。最近はむしろ、かつて「周辺」だと思っていたことの方が本質かも、と考えたりする。お酒を飲みながら描くわけではないが、これを描き終わったら一杯飲もう、などとワクワクしながら描くのは、きっと睡眠にも「効く」。