水彩+パステル −2

「小さなランプのある静物」F6 水彩+パステル 21Dec’19

「水彩+パステル」では彩度的にパステルが目立ちがちになる。しかも凸凹のテクスチャーも目を引きやすい。この絵は水彩をベースに表現したいので、パステルの出番はできるだけ抑えてみた。

水彩とパステルでは、組成上パステルの方が彩度が高い。つまり鮮やかで目立ちやすい。だからこの2つの組み合わせなら、目立つところ、明るいところへパステルを使う方が効果的だと言える(水彩は暗い部分、広い部分を受け持つことになる)。けれどご用心。目立ち過ぎはご法度。ほどほどが大切でござるよ。

10点ほど続けて、表現としては水彩単独より目を惹きやすいのは解った。でも、なんだかちょっと飽きてきた。水彩+パステルというより、この描写的な表現法に飽きてきたようだ。テーブル面や影の描写に「もうたくさん」と描いてあるのを感じますか?