脚長蜘蛛 / Tetragnatha

大アリを食べている蜘蛛
大アリを捉えている蜘蛛
写真 2
写真 2

今朝は曇り(2016/8/26)。西風だが予報では雨になるそう。最高気温24°C。

タンポポの根を掘っていたら、近くの使わなくなったプラスチックの植木鉢の縁に何かがいる。アシナガグモが何か咥えている。大アリだ。森の木には体調2㎝を越える大赤蟻がいる(噛まれるとかなり痛く、腫れあがる)が、それに比べれば小さめだがそれでも1㎝弱のサムライ蟻のようだ。まさかそいつを獲ったのだろうか?あのボサーッとして、ヘロヘロ歩き、暗いところでゴミなどを食べてるはずのあいつが?

カメラを近づけると、まるで目が見えるかのようにくるりと背を向け(写真2)、ササーッとこれまで見たことのない速さで底の方へ逃げる。隠れていたスポンジを取り出すと仕方なくまた鉢の縁に上がってきて、今度はじっとこちらの様子を伺う気配。

なんだか、あのおっとりしたアシナガグモとは別種のように思えてきた。でもよく見ると、やはりよく見るあいつだ。死んだのを咥えているのか、獲ったのかは判らない。知っていると思っていることでも、実はほとんど知らないことが普通だ。知らないという事を認識すること自体が面白い。

※投稿のあと、ゆっくり見たら何と、脚が6本!蜘蛛ではなく昆虫だ!カマド虫の仲間かも。少し調べてから改めて掲載します。