青い林道

      「青い林道」のための習作 水彩

構図の課題としてはたぶん不合格。画面の右と左の雰囲気が真ん中ですっぱり分かれてしまっている。普通はどちらか一方を選択し、一方はそれに合わせるだろう。その方が見る人をまごつかせずに済む。

この場合はあえて不合格を選んだ。実際にそうだったかどうかはどうでもいいが、この方が「自然」だと感じたから。セオリー通りの構図は確かにピシッと決まるが、面白くない。こちらの方が意外性があり、それがたぶん堅苦しさを和らげている、ような気がする。

土の林道だから、車が通るとだんだん凹凸が深くなる。そこへ砕いた石を放り込む。石の白さが木の影に入って青く見えるのは夏の陽ざしのせい。その青を強調してみた。
 もう一つ試みがある。今回は積極的に「白」を使ってみた。結果から言えば「描くのが楽」。白抜きやマスキングは手間とテクニックが要る。その点、白を使えば簡単に描ける。が、そのぶん、つい描き過ぎてしまう。また、白を使っただけで表現が油絵的になる。ご覧の通り。

投稿者:

Takashi

Takashi の個人ブログ。絵のことだけでなく、日々思うこと、感じることを、思いつくままに書いています。このブログは3代目。はじめからだと20年を越えます。 2023年1月1日から、とりあえず奇数日に書くことだけ決めました。今後の方向性その他のことはぽつぽつ考えて行くつもりです。

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