蓮の池

    「蓮の池」 水彩

クーラーで風邪を引きかけ、ここ数日は今ひとつ体調良くなかったが、やっと調子良くなり、久しぶりの自転車散歩に出かけた。いつものコースにある池には満開?の蓮の花。このスケッチを描いたのは一週間前だが、今日はこの10倍くらいの数の花が咲いていた。

俵屋宗達に「蓮池水禽図」という国宝の水墨画がある。「蓮池」がどんな表現だったか、俄かには思い出せないが、「鳰」の簡潔な筆さばきは、さすが宗達、やはり国宝に値すると感心したものだった。―水禽かあ。この池にはときどき鵜もいるが、なかなか写真さえ撮れない。鴨でもいいがまだ描いたことはない。

知的な花

     「書斎のユリ」 水彩

今日(7月23日)も暑い一日だった。夜9時頃雨の確率30%だが、どうも降りそうにない。庭木は煮えたように、ぐたっとして可哀想だ。明日からは1℃くらいずつ気温が下がり、一日のうち一瞬以上は雨が降るらしい。そういえば、関東も昨日梅雨明けしたそうだ。

萎れかけた実物のカサブランカと、咲いたばかりの時の写真とを組み合わせて、教室で描いた。「書斎」など持ったこともないが、こんな感じだろうか?と想像して描いた。そういえば、ユリの花はなんとなく知的な空間に合いそうだ、と描き終わってから気がついた。

小さい絵だが、わりと伸びやかにまとまった気がする。鋭い描写にも惹かれるものはあるが、自分が描くなら、このくらいの曖昧さがあったほうが好きかもしれない。雄蕊の茶色の縦線と、窓枠、インテリアの縦の線とが微妙に絡み合ったリズムが気に入っている。

汗をかくこと

      「青い林道」  水彩

昨日(7月20日)は一日中クーラーの中にいた。午前中と午後は自宅。数時間を外出先で過ごし、移動の車でもクーラーを使う。汗もかかず、その意味では確かに気持ち良かったが、今朝になって喉の痛みを感じた。少し風邪気味になったらしい。

老人がクーラーを使わず熱中症になるとか、運ばれたとかいうニュースをときどき耳にする。そういう人たちと同じ理由かどうかは分からないが、わたしもクーラーは苦手で、あまり使いたくない人間だ。気持ちはいいがどこか落ち着かない、という感覚。

熱帯夜でも、一晩中クーラーを点けっ放しで寝たことがこれまで一度もない、と言うと友人知人たちは皆驚く。最新のクーラーは、一晩中つけっ放しでも喉を傷めたり、身体が冷えてしまったりすることはないよ、よほど古いクーラーなんじゃない?と最後には笑われてしまうが(事実その通りなのだが)、たとえ最新のものを設置したとしても、たぶんこれまでと同じように、汗をかきながら眠るに違いない。

子どもの頃からずっと、夏でも冷たいものはできるだけ避けていた。家族のなかでも自分だけ。アイスクリームなども、もちろん美味しいと感じるけれど、暑い日が続いても一年間に数個食べるかどうか。むしろ、大汗をかきながらでも白湯とかうどんとか温かいものを飲食する。冷水もあまり飲まないが、なぜかビールだけは冷えていてもグイグイ飲めるのが不思議。
 汗をかくのがどうやらわたしの健康法らしい。この絵のようなところなら、汗をかきながら歩くのもきっと気分がいいと思う。