絵の行く末

東通村・白糠にてー気温18°、強風

8/27(月)〜8/30(木)まで、八月2回目の下北行き。今回は自分の車で運べない、大型の絵だけを下北へ置いてくるため。車いっぱい詰め込んだが、残りが少なくなったような気がしない。

下北は初めてだというから、運転してくれる人に少し観光案内をした。尻屋崎〜恐山など一般コースを一日で済ませ、翌日は漁船を描きたいというので、いくつかの漁港廻り。私もついでに、小さなスケッチブックに20枚ほど描いた。

ペンを走らせている時は無心だが、次の場所を探して歩いていると、何故だか無性に侘しい気持に沈みこむ。天候のせいもあったかも。けれど、色々な意味で「終わり」を感じていたからのようだった。自分自身をも含め、文字通り色々な意味での「終わり」。運び込んだ絵も、恐らくもう二度と誰も見ることはあるまい。残りの絵も近々運ばなくてはならないが、それよりは直接こちらの焼却場に運んだ方が良いかなとも考えた。帰りは700kmあまりを車で9時間と早かった。運転しないのにとても疲れた。