動詞としての「造形」

バイオリンと水差しの静物習作

造形とはこういうことだろうか。

綺麗な和菓子。上品な薄い衣を透かして見える、選び抜かれた名産地の粒あん。美しい菓子皿に添えられた、小さめの漆塗りの匙。晴明の窓から新緑の葉影が落ちている。

それが「造形」だとしたら、眠い。でも、考えてみると確かにそういう面も否定はできない。でも、なぜ眠い?

要するに「造形」が動詞なのか、名詞なのかの違いだろうか。求めているのは「動詞としての」造形。そうでなければ、絵画は美しい和菓子と同じ意味。上の絵は、まだ駄菓子だな。

投稿者:

Takashi

Takashi の個人ブログ。絵のことだけでなく、日々思うこと、感じることを、思いつくままに書いています。このブログは3代目。はじめからだと20年を越えます。 2023年1月1日から、とりあえず奇数日に書くことだけ決めました。今後の方向性その他のことはぽつぽつ考えて行くつもりです。

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