鳩とピカソ/ Pigeon prefer Picasso ?

日向のテーブル
日向のテーブル

鳩に少し訓練するとモネとピカソの違いは分かるようになるらしい。訓練されると印象派とキュービズムの違いを認識し、初めて見せられたルノアールとブラックも違いも見分けるという。傾向とかスタイルとかのパターン認識があるってこと。モノクロにされても、一部を隠されてもちゃんと判定するというからすごい。

文鳥はもっと素晴らしい。ちゃんと好みがあり、ゴッホ好きの文鳥とかピカソ好きの文鳥とかがいるらしい。ピカソ好きは別に餌が与えられなくても、自ら求めてピカソの絵の前の止まり木に止まるようになるという。心理学で「感性強化」というらしいが、「自ら求めて」という行動が伴うことがポイント。現代日本人は1年間に一度も美術展、美術館に足を運ばない人が90%以上(だから感性強化が無い、いつまでも同じレベルでいる?)という或る調査データは私の認識と一致する。文鳥はピカソの絵をもっと見たいと暗に研究者に要求(行動)してるわけだ。文鳥は音楽にも厳しく、不協和音?の多い「現代音楽」は好みでは無いらしい。

投稿者:

Takashi

Takashi の個人ブログ。絵のことだけでなく、日々思うこと、感じることを、思いつくままに書いています。このブログは3代目。はじめからだと20年を越えます。 2023年1月1日から、とりあえず奇数日に書くことだけ決めました。今後の方向性その他のことはぽつぽつ考えて行くつもりです。

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