過疎の怖さ

空地と廃屋。歩いている人をほとんど見かけない

下北(といっても太平洋側)に避暑中です。今日は最高気温が20°にしかなりませんでした。涼しいというより少し寒い感じがするほど。

午前8時前から午後6時過ぎまで、ほぼ休憩無しで制作しています。締切とかに追われているわけでもないのに、うまくいかないので休むタイミングが取りづらいのです。

6時過ぎ、アトリエ(要するに実家です)からホテルに向かいます。歩いても10分ほどですが、毎回荷物があるので車で移動です。アトリエを一歩出るとホテルまで誰も歩いていません。たまに車がすれ違っても人影は全くない。車を止め、後ろを振り返って見ても無人の道が薄暗い中をまっすぐ伸びているだけ。

家の灯りもあまり見えません。人が住んでいるのか、空き家なのか。途中のコンビニだけは何台か車が駐車場にある。霧のある日など、本当にホラー映画の世界に迷い込んだ気がする。いくら本州北端でも夕方6時過ぎはまだ薄明るい。7時を過ぎればお化けが出ても不思議はないような過疎の村で、誰も住んでいない家の中で、黙々と絵を描いています。

投稿者:

Takashi

Takashi の個人ブログ。絵のことだけでなく、日々思うこと、感じることを、思いつくままに書いています。このブログは3代目。はじめからだと20年を越えます。 2023年1月1日から、とりあえず奇数日に書くことだけ決めました。今後の方向性その他のことはぽつぽつ考えて行くつもりです。

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