「人物」の描きかた

「人物習作」 水彩

「顔をよごす」シリーズ?の習作を続けている。女性の顔をきれいに描くのは一種の常識だろうから、この流れはマイナーな方向性を持っていることになる。

わたしには子どもの頃から変な癖があり、それはマイナー指向とも呼べそうな方向性だった。ことさら反抗的とかいうことではなく、しいて言えば「見捨てられたものをそっと拾い上げたい」という心情に近い。もちろんメジャーなものへの憧れや尊敬も普通に持っていたが、そういうものだけがいいわけじゃない、とはいつも感じていた。

芸術というのには、そういう見方に適した空間がある。小さなもの、崩れたもの、弱い者、よごれたもの、そして声にならないことば。そうしたものにも確かにある真価。それを拾い出すための方法を学ぶ空間がある。ものの見方は一つじゃない。絵を通じてずっとそれを学んできたと思う。

投稿者:

Takashi

Takashi の個人ブログ。絵のことだけでなく、日々思うこと、感じることを、思いつくままに書いています。このブログは3代目。はじめからだと20年を越えます。 2023年1月1日から、とりあえず奇数日に書くことだけ決めました。今後の方向性その他のことはぽつぽつ考えて行くつもりです。

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