トランプ・ギャング

皆さんご存知のように、トランプが米軍を使ってマドゥーロ大統領夫妻を拉致拘留し、すでにアメリカへ移送されたらしい。手錠、目隠しされたマドゥーロ大統領の写真も既にSNS上に公開されている。当日、トランプはこの “テロ行為” を、こともあろうにプーチンと同じ「特別軍事作戦」と呼び、“非常に上手くいった”と、自画自賛のメッセージをSNSで発信した。しかも、「今後起こることはアメリカが管理する」と付け加え、ベネズエラの副大統領に、「このあとどうすべきかわかってんだろうな?下手なことしやがると、もっと痛い目に合うぜ」と圧力をかけた(BBC報道から一部要約)。

よくもまあ、ここまでプーチンのサル真似をするほど彼の崇拝者なのかと呆れるけれど、国際的な反応は「様子見」。マクロン(仏)は一応抗議したけれど、英国のスターマー首相が「肯定的」なのがオカシイ。アルゼンチンとのフォークランド紛争のことを、誰かが “特殊な言い回し” で彼に吹き込んだか?

麻薬云々と、そりゃあ、しばらく前からトランプがグズっていたけれど、国際的には何の証拠も示さずに、「こいつらは麻薬シンジケートの仲間だ」と一方的に断定するだけで、米軍がボートの乗員を射殺し続けた。さすがに共和党の中からでさえ、「それはちょっとマズいんじゃない?」と懸念が出るほどだった。
 極端にうがった見方をすれば、トランプは「アメリカという国を売ってまで」、“プーチンを助けた” 、と見ることも可能だ。つまり「アメリカだって、プーチンと同じことやってんじゃん」ということで、今後「ロシアへの圧力をゼロにする」ことが、「論理的に可能になった」。もしそうならば、(大多数の、と思いたいが)アメリカ国民にとって、それこそ、いわゆる「売国行為(こんな言葉を使うこと自体が嫌だが)」だと思うけれど、プーチンから見ればまさに「忠義」そのもの。
 事実、「これでもうアメリカはロシアを批判できなくなった」という論調が国際的に支配的になってきた。

トランプが、アメリカ合衆国を「法を無視するギャング国家」、「石油利権を狙った強盗国家」に貶めていると感じるけれど、アメリカ国民の多くはそうでもないようだ。「麻薬は悪」「それを正すトランプは正義」。まるで、フィリピンのドゥテルテ元大統領の「拡大コピー」?国内の物価高への批判を外へそらすタイミングだとしても、将来的に禍根を残すはずだ。

明けましておめでとうございます

散歩道から見る富士山。右には赤城、日光。振り向けば筑波山がどっかり見える
元旦。微妙な雲の出具合

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

最近、気が向けばぶらぶらと、近くの田んぼ道などをひと回りしてくることがある。元日の朝はどうだろうと、行ってみたら、ぽつぽつとウォーキングの人たちがいる。顔も名前も知らないが、何人かは身体が傾いていたり、歩き方に特徴があったりで、あの人だなと分かることもある。ひとり、そばに軽トラを停めて農作業をしている人もいた。世間の慣習に流されない、マイペースの人なんだな、きっと。

散歩の時間は「考える時間」。考えが堂々巡りすることが多いけれど、堂々巡りしているうちに、ポロっと木の実が落ちるように、上からアイデアが降ってくることがある。

今はそんなのを悠長に待っている時代じゃない。AIに「アイデアを呉れ」と要求する時代だ、という。考えるより先に結果を求めるということか。AIの進化は、たぶんもう誰にも止められない。人間はどんどん不要な存在になっていきそうだ。明るいのか、暗いのか、微妙な雲が前方にかかっている。

大晦日

            「ふるさとの川(試作)」  水彩

いよいよ2025年最後の一日だ。ふと思いついて、今日一日にやるべきことを後回しにして描いてみた。完成形ではないが、叩き台として目に見える形になった。

2025年も戦争の年だった。どこかの誰かが「自分なら24時間で戦争を終わらせる」などと叫んでいたが、世間の誰もそんなことなど信じなかった。誰も信じないことがわかっているから、安心して大ぼらを吹いて見せたのだろう。おそらく、ただ目立ちたかっただけのことだ。
 戦争はくだらない。けれど、そのことに世界を揺るがすほどのエネルギーを費やす。それだけのお金と人間の命(!)をかけたら、どんな素晴らしいことができるかと誰もが思ってはみるが、その損得計算ができるのは子どもだけらしい。

大晦日、物流倉庫など次から次へと搬入車両が続いているかと思ったら、以外に静かで驚いた。今日はほとんどのところで仕事はしていないから、日曜日より静かな朝だった。それでも、昨日までに終われなかったのだろう、田んぼを耕していたトラクターの傍に鴉が一羽。
 大晦日鴉一羽の黒光り