今日もヤマセ / It’s foggy today

今日もヤマセ
今日もヤマセ

8/20、今日もヤマセ。最高気温26度だが、そこまでいかないだろう。風は弱いが今日は特に濃霧。視界100m。ヘッドライトをつけて走る車もある。

ヤマセとは北東北から北海道にかけ、初夏から秋口にかけて吹く海からの湿った東風、海霧のことだ。山を背にして吹くから山背(やませ)という人がいるが、当て字的な発想で、本当の語源はたぶんアイヌ語にあると思う。

ヤマセが吹くと日照が失われ、植物(海藻も)も海産物にも甚だよろしくない。ばかりか、鬱陶しい気候が人を鬱にする。レースフラワーのあとに白い花が、霧の水滴につつまれて咲いていた。もう夏は終わったよと。

冬用の薪 / Firewood

冬用の薪
冬用の薪

This is the view from the south point of the garden of my home to north. Right side is a woodstock storage. Dried firewood have been piled for winter season by  my father who dead four years ago. And nobody use it now.

我が家の南側の庭から北を見ているところ。正面は他人の家。右側の小屋が薪(まき)小屋兼物置。積みあげてあるのは冬用の薪。薪を斧で割り、積み上げて乾燥する。4年前に他界した父が割った薪だ。小屋の中にはもっとうず高く積んである。けれど、もうこの薪を燃やす人はいない。

お盆が始まった

待休所のようす
待休所のようす

お盆が始まった。この全国一斉の宗教的行事は、それを伝統的に受け入れる人、無視する人、それを利用する人、その期間だけ仕事する人など、全てを巻き込んで行われる一大事業だ。

嘘っぽい「伝統」や、消えてしまった慣習も、このどさくさに現れては消える。写真は大火事で燃えてなくなった寺のかわりに、個人の想い出を求める人たちの休み所どころとして使われている待休所のようす。