雨の盆とマスクラット

泳ぐマスクラット 幸手市神扇市営釣り堀付近の用水にて 2017/8/13

今年は腰痛のため、お盆の下北へは行けなかった。行かない連絡をしてからずっと涼しく、夕方から夜にかけては雨になることも多い。猛暑を覚悟していたのでその点ではありがたい。

なのに、腰痛でせっかくの涼しさを活かせない。何となくゴロゴロし、何となくパソコンでデスクワーク?坐りっ放しではいけないと、自転車で散歩していたら、また例の「泳ぐ巨大ネズミ?」を見た。

今回は少し詳しく調べてみると、どうも「マスクラット」という、北米原産の沼地のネズミに間違いないようだ。戦前パイロットの帽子用の毛皮を取るために養殖されていたが、戦後、需要が減って放たれたのが野生化し、現在は東京、神奈川、埼玉、千葉で繁殖しているらしい。特定外来生物に指定されている。

 

「丸ガニ」…

「丸ガニ」(宮城県産)を食べた。懐かしい味だが、惜しいかな、どれもまだ幼いカニで、味も未熟だった。生きているなら、逃してやりたいサイズだ。

最近ブログで「蟹釣り」のことを書いたが、この蟹のこと。私のいなかでは(後脚が平らだからか)ヒラガニと呼んでいる。背中の窪みが「H」に見えることから、子どもはわざとエッチガニと呼んだりもした。

腹を向けている蟹の一番下がメス、その上がオス。お腹の「フタ」の形で見分ける。小ぶりだが地元でも人気のある甘くて美味しいカニだ。まさか埼玉で売っているとは思わなかった。有難いと思いつつも、ちょっとだけ複雑な感情も湧いた。

 

先日鮎を頂いたので、気が向くまま10枚ほど描いてみた。見る角度によって背中が青く見えたり、茶色っぽく見えたり。鮎に限らないが、川魚って本当に繊細だなあと、あらためて思う。

視覚と食欲とが結びつくせいか、まるでマグロのように丸々太った(たぶん肥満)やつの方が、スリムなのより「目に優しい」。小学生の時以来、鮎を取りに行ってないのでオス・メスの見分け方を忘れていた。これはメス。胸びれを見ただけでわかる。