下北風景 / Landscape

下北風景 パステル、クレパス

久しぶりに風景画を描いてみようかと、スケッチブックに子どもが使った残りのクレパスなどで、イメージを描いてみた。

母を見舞った病院から1.5kmほどの、道沿いにある民家。車の出入りする轍の跡がなければ人が住んでいるようには見えない。晴天の雪景色だったが、そのままではまるで観光写真に見えるので、月夜を思わせる、青い風景にしてみようかと、2〜3枚スケッチした。

絵の半分は見る人が描くものだ、という考えが近年強くなってきた。文化とか環境とか生命という大きな次元の中で、「個」ということの意味が私にとっては随分変わってきた。始めに個ありきではなく、どう生まれ、どうやって輝くのか、少し考えるようになってきた。

 

葉牡丹 / Flowering cabbage

葉牡丹

今朝も快晴だ。気分だけは(いろいろ思い出さないかぎり)よい。こんな時は、気持ちのよい音楽を聴き、嫌なニュースには耳を塞ぎ、静かに詩でも読むのがいい。のだが、現実はなかなかそうならない。

葉牡丹。昨年まで、全く興味がなかった。今もまあそうなのだが、園芸店を覗いているうちに何故か、これを描いてみようと、小さな鉢をひとつ暮れに買った。

大小20枚くらい描いた。そのうちにだんだん葉牡丹を描いている気がしなくなって、自分がそこに投影されてくる。これはひょっとして俺なのかも…。ところどころ引っかかるようにギザギザで、点々で、非常識な色が前後の脈絡もなく在る。このいい加減な有りようはまさに俺だが、それはもう葉牡丹を描いているとは言えないのかも知れない。

描き初め / The first drawing in this year

チョコレート色のシクラメン 水彩8号

描き初め。今年は1月9日。かつては年越しそばの代わりに、大みそかから元旦までずっと絵を描き続けることを、個人的な行事にしていたのに、1/9だって…。

今年初めて記憶に残った夢。①腰の手術は選択肢だ ②感覚は、説得力はないが血が流れている 。

①、②とも言葉にするとつまらないが、夢の中では結構な衝撃として残った。それは一年を通してずっと意識されるから、私にとっては、初夢は案外大きな意味を持っているのかも知れない。

よし、今年はもう少し感覚的に、だらしなく描くことにしよう。人は人だ、なるべく耳と口は使わないようにしよう(ちょうどかなりの難聴になったが、これは幸いなのか?)。腰は大事にせず、ハードに行こう。壊れたら手術という選択肢がある、そんな一年に。