オオアラセイトウ

「四月の川辺(仮題、部分)」 水彩

今日は暖かく穏やかな日だった。自転車で散歩へ行きながら、調子のいいところでウォーキング。汗をかき(暑いだけでなく、腰の痛みへの我慢の汗も若干プラスしてるかも)、Tシャツ1枚で歩いた。明日は雨らしいので、2日分歩けたのはラッキー。

絵の中の紫の花は「オオアラセイトウ」という。聞いたことないという人もいると思うが、「アラセイトウ」という名なら耳にしたことがあるという人は意外に多いかも知れない。
 わたしがピンと来たのは詩人・新川和江の代表作「わたしを束ねないで」を思い出したから。
 わたしを束ねないで
 あらせいとうの花のように
 白い葱のように
 束ねないでください わたしは稲穂
 秋 大地が胸を焦がす
 見渡すかぎりの金色の稲穂 (以下略)

ここでの「あらせいとうの花」は花屋さんでよく見かけるストックのこと。同じアブラナ科の植物ではあるが、オオアラセイトウはそれとは別種。全体のかたちも違う。

この群生が散歩コースにあって、同じようにコースにある桜よりこの色に惹かれ、毎年写真を撮るだけだったのだが、先週とうとう描いてみた。その制作はYouTubeビデオにすべく、現在編集中。順調なら、明日18時にアップロードする予定だ。
 余談だが、青や青紫色の花に惹かれる。青い花の種類も、他の色に比べて少ないのではないだろうか。青のデルフィニウムも好きだが、夏の矢車草がシンプルに好きだ。見るたびに「青空のかけらがここに落ちている」のを感じる。
 オオアラセイトウはムラサキハナナ、ハナダイコンとも呼ばれる。わたしはハナダイコンとしか知らなかった。こちらはあまり風情のない名ですね。俳句では「諸葛菜(ショカツサイ)」という春の季語になっている。

残り1/2の発想

「椿」のための習作(途中)

今日から4月。4月はとても忙しい。そして実際以上に気忙しい。ある時、たまたま列車に隣り合わせた研究者(「自殺」の専門家)によると、東北では3,4月に自殺が多い傾向にあるそうだ。そういえば、ある人の場合も3月だった。

モデルは「空港」のエスキースに使ったのと同じ資料から。こういった資料の使いまわしはズルいのではなく、むしろどんどんやった方がいい。モデルやポーズの扱いに慣れてくるし、慣れるにしたがってむしろ想像の域が広がっていくものだ。ポーズなど、見ないでも描けるくらいに頭に入らないと、創造力の足しにはならない。

右側のアイデアが、今のところ無い。ここまでは一瞬のアイデアだけで済むが、右側には別ルートの発想が必要だ。その二つの異なった発想がスパークしたところに、初めて「作品」が生まれる、といつも感じている。その発想の仕方、方法にキャリアが必要だ、とも思っている。

もう一枚

             「お菓子2」  SM、ペン(0.3 mm)・水彩

先日の「お菓子」がちょっと気に入らなかったので、もう一枚描いてみた。が、けっきょくほとんど変わらない。金色をもっと明るい感じにしようと思ったのが描き直した理由だが、その下に入れたペンが濃かった、ということなのだろう。まあ、これはこんな感じで終わり。ときどき、というか毎日やらなくてはならないトレーニングの筈なのだが・・・