顔の不思議

ヒトの形を、ヒトは無視できないようです。コミュニケーションという手段を駆使することで、一匹、いや一人ではできない大きな能力を協働で解決してきた人間だからこその性(さが)とも言えるでしょう。

コミュニケーションの基本は相手の感情を読み取る能力。相手が喜んでいるのか、怒っているのかが判らなくては、協働どころか戦いになり、生命さえ危険に晒してしまうことになりかねません。

だからこそ、顔を隠す=マスク、顔を変える=化粧など、「読み取られない工夫」も生み出される。相手を不安にさせて、自分を優位に立たせる工夫ですね。それを絵にも応用してみたいものですね。

 

身体が考える

絵を描いていると、つい夜中まで描いてしまうことがあります。様々な事情があってやむを得ないのですが、あまり良い結果にならないのは殆どの人が経験しています。

可能なかぎり、朝が良い。頭も体も光もフレッシュ。夜はその逆。発想も疲れた、暗い方向へ傾きがちになります。色も綺麗になりません。

上の絵がそのよい例です。実は絵を描くことは、かなりの部分、肉体労働です。あるいはスポーツのような感じです。身体で描いているということを、もっと意識した方が良いかもしれません。

 

Apple

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少し(かなり?)”いい加減”なのが楽。描く側ではなく、見る側として。

ある意味、緻密・繊細に描く方が(描く側としては)楽かも知れません。ただ、小サイズでの緻密さはそれだけで完結してしまいがち。もっと大きいサイズでこそ生きるのかも知れません。