第11回 青いカモメの絵画展、終了です

今日(4/13)16:00 にて、無事閉幕しました。ご来場の皆さま、ありがとうございました。メンバーの皆さま、お疲れ様でした。心から、感謝申し上げます。

いい展覧会だったと思っています。ただ、それはわたしが「内側から」見た感想です。一人一人が、制作上の悩みや技術不足を何とか乗り越えて一つのかたちをつくる。同じことをくり返しているように見えても、同じことが体力的に出来なくなったりしますから、それをどんな方法でか解決しなくてはなりません。絵というものはそういうプロセスを繰り返しながら深さを増していく。そういう意味で、毎回少しずつ個性がにじみ出てくる「いい展覧会だった」と思っています。

一方で、外側から見ればまた全然違った見方になるでしょう。そういう「深さ」はある意味「自己満足」の部類に入ってしまうかもしれません(それはそれでいいのですが)。絵画はまず何より「視覚芸術」ですから、もっと視覚的な面白さ、個性的な試みが大きな魅力なのです。きれいで落ち着いた会場ですが、若い人たちの影が少ないのはそういったエネルギーの発散が少ないから、ということにもなるでしょう。

メンバーの高齢化は、ある意味日本全体の流れでもありますが、絵を描くことでその流れに逆らいたいものですね。身体は年齢なりでも、脳=気持は少しでも若くありたいですよね。そのための力、方法論として絵を描くことを考えましょう。それにはできるだけ若い人たちの絵を見(インターネットを使えるようになりましょう!それだけで頭が少し若返ります!)、出来る範囲で真似をしてみることが具体的な方法です。それが会場をもっと活気づけることにもなるはずです。自分の絵を少し壊してみましょう。それが次への一歩です。

投稿者:

Takashi

Takashi の個人ブログ。絵のことだけでなく、日々思うこと、感じることを、思いつくままに書いています。このブログは3代目。はじめからだと20年を越えます。 2023年1月1日から、とりあえず奇数日に書くことだけ決めました。今後の方向性その他のことはぽつぽつ考えて行くつもりです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です