絵はそんなふうに出来る

「Apple-たそがれ」 そろそろ終了まじか

暑い、暑いと言いながらも、夕方には、暑さのピークも過ぎたかなと思わせる瞬間も感じるようになってきました。それとともにウオーキングも再開。昨夕は歩き始めたらすぐ、大きな赤い月が登ってきました。でっかく見えるなあ、と思っていたらスーパームーンとのこと。8月2回目の満月ということでブルームーンでもあったらしい。暑くてもたまには外に出るものですね。世界中でたくさんの人がこの月を見上げたようです(インドの月面探査機まで見えたかどうか)。

「Apple-たそがれ」はそろそろ仕上げ段階ですが、細かいところでちょっと2~3日足踏み。全体のバランスですね。少し描きすぎてしまったところは壊してしまうかもしれません。

自分の絵であり、自分の思い通りに描いているのに、これが自分の描きたいものかといえば、なぜか今一つ、そんな気がしないのです。説明しにくい、一種不思議な感覚ですが、いったんスタートするとひとつの流れができて、こういう絵になるけれど、もしスタート位置が少しずれれば全然違う絵にもなり得る、そんな感じ。

ヨーロッパの都市、たとえばパリの凱旋門のところから、四方八方に放射状に道がありますが、その中心からどの道を選ぶかによって、ゴールの風景が異なります。そんな感じに近いかもしれません。時にはまったく正反対の道を取ってもパリはパリ、それ以外の風景ではないのですが、見る人には真逆のイメージとして映ることもあるでしょう。自分の描く絵をそんな地図にしてみたら、この絵にはこの道が合っている、と直感的に選んでいるわけです。時どき立ち止まって、あっちの道ならどう見えるだろうか、などと想像しつつ、とりあえずゴール近くまでは来た。違う風景を見たいなら、またスタート地点まで戻る。そんな感じで描いています。

投稿者:

Takashi

Takashi の個人ブログ。絵のことだけでなく、日々思うこと、感じることを、思いつくままに書いています。このブログは3代目。はじめからだと20年を越えます。 2023年1月1日から、とりあえず奇数日に書くことだけ決めました。今後の方向性その他のことはぽつぽつ考えて行くつもりです。

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