まだ半分は夢のようだ

病院から。雪が残っている
病院から。雪が残っている

昨日の雪が残っている。ニュースを見てないが、11月の雪としては記録に残る程のものらしい。

ペースメーカー埋込の手術から半日経った。傷口の痛みは(動かさない限り)ほぼ気にならない。看護師の中にも、動かしても良いという人と、動かさない方がいいという人とがいる。肝心の医師は、自分の切った傷の心配はするが、ペースメーカーやケアについては提供メーカーまかせ、という感じがする。

医師も風邪気味と分かっていて手術したのに、風邪の心配は全然してくれない。お陰で激しい頭痛と鼻水、咳で一晩中ほとんど眠れなかった。風邪で死ぬことはないだろうって、感じか。

火曜日までは手術を要するほど心臓が悪いなど、健康診断でも聞いたことがなかった。寧ろ良い数字ですと言われるほどだった。それが一転して入院、しかも2日目でペースメーカーの埋込手術。「あまり時間的余裕がない」「意識喪失、場合によってはそのまま心停止もあり得る」ってなに?夢かと思っても不思議はないでしょう?早まった手術をしてしまったのでは?と手術後でも心に残っていた。

埋め込まれたペースメーカーからのデータをチェックしてもらうと、「ペースメーカーを入れてないと、そういうことがあり得るというデータが出てます」と言う。早まったわけではなさそうだが、まだ信じられない気持が残っている。

 

入院してしまいました

ベッドから
ベッドから

一昨日の夜、入院してしまいました。完全房室ブロックというのが病名。心電図を見せてもらい、どこが悪いのかと聞いたら、「図全体」。簡単に言うと、心臓から全身に血がキチンと送れない、のだそうだ。電気信号が心房から心室へ正しく伝わらず、心室の拍動が通常2〜3回拍動するところを、1回位しか拍たないため、正常の半分〜1/3しか血が送れない。このままでは、意識を失って倒れたり、場合によってはそのまま心停止に至ることもある、危険な状態だと。

病室では絶対安静。トイレに行くことも禁止。

突如、今日これから手術に。明日だと聞いていたのに。でも早い方が先生も都合良かったのだろう。今日は数十年ぶりの雪らしい。身体にも記憶にも残る日になるに違いない。

 

 

上手な頑張り方、下手な頑張り方

木立ベゴニア
木立ベゴニア

頑張り方にも上手、下手があるようだ。よくある、スパルタ式に自分を追い込むような頑張り方はたぶん最悪で、それが私。

結果をみれば頑張ったとはとても言えないのだが、そういう意識だけは脳に染み付き、最近はそれが睡眠障害になって現れてきた。脳が寝むことに抵抗するのだ。これは意外に苦しい。

反対に、上手な頑張り方とはたぶん、自分の進歩具合を自分で褒めることではないか。自分を甘やかすと言えば世間には受けないが、実際にはとても重要な事だと実感している。