サーフィンの映像によく出てくる大波は、多く火山とそれによって作られた海岸地形、そこに吹き寄せる強い風との絶妙な組み合わせでできるものらしい。

モンスターウェーブで有名なポルトガルのナザレでは、大波の高さが時に30メートルを超える。高層アパート8〜10階建ての高さに相当する。そのエネルギーも凄い。地球上の波で人類が必要とするそれの10%以上を賄えるという試算もあるそうだ。

波には癒し効果もある。あの単純な繰り返しが人を落ち着かせる。まあ、海に行くだけ、海の青さに浸ると考えただけでも、既に癒され始めるのだから。

 

雨の盆とマスクラット

泳ぐマスクラット 幸手市神扇市営釣り堀付近の用水にて 2017/8/13

今年は腰痛のため、お盆の下北へは行けなかった。行かない連絡をしてからずっと涼しく、夕方から夜にかけては雨になることも多い。猛暑を覚悟していたのでその点ではありがたい。

なのに、腰痛でせっかくの涼しさを活かせない。何となくゴロゴロし、何となくパソコンでデスクワーク?坐りっ放しではいけないと、自転車で散歩していたら、また例の「泳ぐ巨大ネズミ?」を見た。

今回は少し詳しく調べてみると、どうも「マスクラット」という、北米原産の沼地のネズミに間違いないようだ。戦前パイロットの帽子用の毛皮を取るために養殖されていたが、戦後、需要が減って放たれたのが野生化し、現在は東京、神奈川、埼玉、千葉で繁殖しているらしい。特定外来生物に指定されている。

 

「丸ガニ」…

「丸ガニ」(宮城県産)を食べた。懐かしい味だが、惜しいかな、どれもまだ幼いカニで、味も未熟だった。生きているなら、逃してやりたいサイズだ。

最近ブログで「蟹釣り」のことを書いたが、この蟹のこと。私のいなかでは(後脚が平らだからか)ヒラガニと呼んでいる。背中の窪みが「H」に見えることから、子どもはわざとエッチガニと呼んだりもした。

腹を向けている蟹の一番下がメス、その上がオス。お腹の「フタ」の形で見分ける。小ぶりだが地元でも人気のある甘くて美味しいカニだ。まさか埼玉で売っているとは思わなかった。有難いと思いつつも、ちょっとだけ複雑な感情も湧いた。