下北行き

「飛ぶ男」習作

8/8 下北・東通村へ行く。昨日(8/5)、東通村の最高気温18° だという(数日前は29°まで上がったらしいが)。同じ下北でも、常にむつ市より2〜3°は低い。連日の36°、37°の関東地方から行くと、涼しいを通り越して「寒い」だろうな、きっと。

この気温、例年のこと。ようするにヤマセで日が差さない日はこうなる。夏場はヤマセのため特に霧が出て、数年に一度は極端に日照時間が少なく、冷害になる。1988年の8月は、1か月の日照時間がたったの4分 。霧が濃く、日中でもヘッドライトつけて走ったのを覚えている。北海道、襟裳岬や釧路によく似た気候。海抜0mで水芭蕉が群生するなど、湿地が多い点も共通する。

母の見舞いとお盆を兼ねて。例年なら涼しい中で制作三昧、というところだが、どうも今年はそうもいかないようだ。行くのも正直、少し気が重い。台風にぶつからないといいけど。

暑さの記録だ

今日も当地の予報では最高気温38°だって。ウンザリを通り過ぎて、形容詞の不足を感じる。少しは暑さに慣れようと、クーラーを使わずに汗をかいていると、「クーラーを使って、熱中症にならないように」と防災放送が流れてくる。

我が窓辺の植物にも「日除け」した。全員暑いのが好きな植物たちだが、さすがに今年は「焼けた」。あやうく、「多肉植物の干物」を作るところだった。

アトリエでラジオをつけると高校野球。「甲子園」だ。でも、なぜ、誰に対して、あんな「超・健全」過ぎる選手宣誓をするのか、いつも疑問。考えると頭が熱くなるからやめる。

ゲームなんだから、楽しくやりゃーいいじゃねーの?と思う。地元の応援や、それに対する感謝の気持も理解できるが、そんなの忘れて、やりゃーいいんじゃねーの?何かといえば「感謝」の言葉を言わせたがるマスコミの人、君たちかなり変だよ?

温暖化で、頼りとする海氷が消え、狩りができずに餓死するホッキョクグマの写真を載せようと思ったが、やめた。自分がクーラーをつけた部屋の中にいて、地球温暖化を単純に批判するのも、「ちょっと待って、もう少し考えよう」と思う。

「危険な暑さ」も腰にはいい?

「飛ぶ男」         制作中

今日(7月23日/2018)、埼玉県熊谷市で5年ぶりに41.1°の観測史上全国最高気温を記録した。これまでの高知県四万十市の41.0°を、0.1°上回った。東京青梅でも40.3°(東京初の40°超え)。その他の都心、群馬、山梨、岐阜、岡山、広島など多くの都市で38°以上を記録したもようだ。

「危険な暑さ」とテレビ、ラジオで連日報道しているし、私の住んでいるところでも、毎日不要の外出や日中の運動は控え、水分補給をこまめにし、遠慮なくクーラーを使うように(電気代は本人持ち。当然)スピーカーから放送が流れる。たしかに、危険なほどの暑さを感じる、特に高温の熱帯夜には。

けれど、暑いのは「腰には良い」のである。昨年までは、夏の暑さの中、あせもに注意しながら、腰(実際にはお尻)を暖めていた。今年はそんな必要はない。お陰で腰の調子は良いのである。たぶん、今年のワインの出来はビンテージものになるだろう(関係ないが)。

ただし、この暑さでは、当然ながら「クーラー」を使わざるを得ない。が。それは腰を冷やすことになる。だから、時々はクーラーを止め、汗みずくになりながら仕事をする。クーラーがあるのに使わずに、室内で熱中症死、にはこんな事情もありそうだが、「腰のためなら死んでもいい」などと、冗談言えないほどの暑さはまだしばらく続くらしい。