彼岸花の周辺

         「彼岸花」  ペン、水彩

先日のブログに上げた、「曼珠沙華=彼岸花」を描いてみます。花そのものは凄かったので、それを描くためののエスキースです。

一つ一つの花を描いても「彼岸花」にはなりません。その前に個別の植物学的分類というものがあって(それ自体も「揺れ動く」のですが)、「彼岸」という仏教用語に繋がる、歴史的環境的意味関係をいったんは断ち切ります。それを踏まえたうえで、秋の彼岸の時期にまとまって咲くこの花の、全体としての存在が「彼岸花」だというのなら、まとまった花の「情景」こそ「彼岸花」ではないか、なんて理屈を捏ねてみた試作です。

彼岸花を一個ずつ描いてもしょうがない(というより、意味がない)。かと言って赤のベタ塗りだけで判ってください(記号)ってのも、ある意味傲慢でしょうか。ペンで花の下描きをクルクルしてみたら、あの飾り花のクルクル感を「感じて貰えるかな~」なんて120%希望的観測の初回エスキース。甘すぎるのは解ってますが、でも他にどうやったらいいんでしょうね?

チューリップ畑ですか?といわれても返答ができません。コスモス?といわれたら、ちょっと違うかもーなんて言えるけど。花の「かたち」ではなく「花の情景」ですから、個々人の感覚に異を唱えることはできません。というわけで今回の弁解と致します。

マスカットを舐めてました

今朝8:00にアップロードしました

昨夜23:30に公開予約(今朝8:00)。9分弱の動画です。マスカットだからつい甘く見て、舐めたらひどい目に遭ったという話です。

今日は次のビデオのための撮影予定。サッサと寝て、体調を整えるなど準備しなくてはならないのに、そういうところがいかにも甘い、と自分でも思う。YouTubeをビジネスに出来ている人はその辺の心構えが違いますね。

青いざくろ

昨日18:00 アップロードしました

昨日アップロードしました。一昨日にはアップできたのですが、もう一度見返そうと一日延ばして若干修正しました。

この動画の最初のペンスケッチはスケッチブックを走るペンの音がすごく良くて、その音を残そうとかなり頑張ったぶん時間かかった。でも結局はすべてボツにせざるを得なかった(>_<)

アトリエの一角で撮影、編集しているのですが、撮影中の外の雑音がひどい。描いている時は夢中だから車の音はほとんど聞こえないが、いざ編集を始める、といかに騒音の中で暮らしているのかが分かってとても悲しい。トラックのエアブレーキ、ダダダダとエンジンを吹かす音、風圧でガシャンガシャンと揺れるシャッター。特に大きい音だけでも消そうとしたら、肝心の映像がガタガタになった。心もズタズタになって、壊れた映像をもう元に戻す気にもなれず、すべての音声を捨てて、何とかまとめてアップしてしまった。

開けて見ると、やっぱり視聴数が伸びない。平日にアップしたということもあるけれど、やはり魅力のないビデオなんだなーと思う。聞きづらくても、いい音がある方がよかったのかなあ。防音のスタジオが欲しいなー。大きな都市ならレンタルスペースもたくさんあるだろうけれど、小っちゃい町じゃねえ。テーマも難しかったけど、二重、三重にがっかりでした。