そんなことは二度と御免だ

美味しいご飯はうれしい。そんな企画、「家族が喜ぶレシピ」紹介アプリがびっしり。

私も見る。でも、はっきり言えば「御免だね」。美味しいご飯は、1人で作って、1人だけで黙々味わうに限る、少なくともこの国、日本では。「1人で食べても美味しくない」なんて、実によく考えられた女性蔑視の「国宝」的表現だわね。日本という国は、そんな風に女性を「奴隷であることに喜びを感じ(させ)る」教育に実に巧みな国だ。

感謝などされなくてもいい。生きているうちに、小さくても幸せを味わえる方がいいじゃないか。そんな日はもう二度と来ないんだし。

「家族の核」だった、なんて墓の前で線香一本供えられて、それがなんだっていうの?私は「核」だったって?違うでしょ、あなたたち一人一人が「私が核よ」と主張したから、私は一歩引いて「核のステージ」になったんでしょ?

でも、私はただの「被害者」じゃない。「ばかな」というおまけがつく。なんだかんだあるけれど、自分で自分を諦めたのは「自分」じゃないか。諦めるのは「大人になった」からじゃない、「ばか」になったからだ。それが今になってわかるなんて、悔しいじゃないか。

気がつけばもう年末の気分だ

もう年末の装い

銀座から京橋、日本橋とゆっくり歩いていく。早く歩くと汗をかき、汗をかくと風邪を引くからという単純な理由。これは京橋のあたりか。

11月も半ばを過ぎると、朝夕はさすがに涼しいというより少し寒さ感じるようになってきた。寒さは身体にはこたえるが、自分の季節だなあという気持ちになる。夏より冬が好きだ。

展覧会も終わった。新年の予定も何もない。新しい作品は完成近くでずっと足踏み状態。気持を切替えればすっと終了する気がする。銀杏も黄色くなってきた。

試し描きで一生終わるわけにはいかないぞ

水彩効果4

水彩ブラシを一本ずつ試している。水彩ブラシが100本、チョークなどのドライ系が180本くらいあるらしい。その上要求すればあと200本くらいは色々なのが使えるらしい。上から順に、だいたい1本ずつ別々のブラシによる効果だ。すごい、すごい。

でも、こんな調子で一日一本ずつやってると、試すだけで一年以上かかることに、三日目にして気がついた。「これとこれはセット」とか「この3本だけでだいたい賄おう」とかしないと、順列組み合わせの数は天文学的になってしまい、何度生まれ変わっても試し描きさえ終わらない。早く気がついて良かったー。

私の風邪が家族に移ってしまい、全員が調子悪い。が、私がウイルスを作ったわけではない。私にうつした奴がいて、そいつに移した奴がいる。急に話が飛ぶが、そういう訳で、とりあえずお風呂に入れないらしいから、ここ2日ほどお風呂は私の独占場になっている。いつもは一番最後、「お風呂洗っておいてね」だが、今は最初(で最後だから、結局はお風呂を洗うのだが)。「あれっ、プールの匂いだ」なんて塩素の匂いを嗅いだりしている。