Yes, I am old fashioned.

「ポインセチアー窓際の2鉢」  水彩

教室用のモチーフ、年末恒例のポインセチアも少しずつ飽きられてきた。とはいえ、前にも記事にしたことがあるが、ポインセチアは一見簡単そうに見えて、実は色もかたちもかなり強力に手ごわい相手である。そういうことを教室の人たちもすでに知り抜いていて、「敬して疎遠」、やや「猫跨ぎ」という気分なのかもしれない。もちろん、ポインセチアにも教室の人にも罪はない。

罪はないけれど、このまま萎れさせるにはちょっと勿体無い。せめてわたしも一枚くらいは描かなくちゃ、という「もったいない精神」で描いてみた。

これ、2鉢だから絵になっているんですよ。解ります?この感覚。一鉢じゃ “ただのスケッチ” になってしまう。“ただのスケッチ” って何ですかって、追及しないで欲しいんだけど、要するに「絵画性」が増す、ってことです。・・・ってどういうことですか、というのに答えると、毎回論文書く(のと同じ)ことになるので、要するにワタシの感覚では、とだけ言っておきましょう。でもそれ、古い感覚でしょ、と土俵際まで押し込まれれば、 Yes, I am old-fashioned. と開き直るしかありません。そのうえちょっとケチかも(^-^;

デッサン

「オルガ」の習作 (水彩)

目が悪くなってきたせいか、それとも別の原因なのか、デッサンが正確に取れなくなっている。この人物像(仮にオルガと名づけておく)も、実際のモデルさんに比べて顔、首が長すぎる。

この習作は「肖像」ではなく、は「背景の作り方」をテーマにしているので、実害は無さそうに見える。けれど、それが心のどこかに引っかかって、ずっと最後まで尾を引いている。少なくとも自分ではそう感じる。なにか、自分の中で歯車がきちんと噛み合っていない。

カーテンの光

「カーテンの光」、日本語的にはあまり正しくない使い方ですが、スペースとインパクトの両方から、このタイトルにしました。ここのところ、カーテンを使った習作を続けたので、「カーテンシリーズ」とも言えそうな感じです。そのビデオ版ですね。

前回のアップロードから1週間。その時間内で編集。公開すること自体を目標にしました。結局、当初予定より約3時間遅れの今朝(2024.12.01)、11時20分頃にアップしました。細かい部分での不満はたくさんあるけど、編集時間が限られているので、(毎回手前みそながら)これで良しとしました。

「青いカモメの絵画教室」チャンネルを見ると、99本の動画があるらしい(iPad を練習するための数秒のものも含め)。まる3年になってしまった。一応、動画として意識して作ったのが79本。どうやら次は記念の回になるらしいが、どう意識したってその時次第にしかなりません。

YouTubeを見たことさえなかった自分が、YouTubeにアップするようになるなんて考えもしなかったが、それが良かったのかマイナスだったのかは、これから次第。でも、この先残された時間を考えると、YouTubeでの希望は持たない方が良さそうだ。原点回帰、もうっと絵を楽しまないと人生自体が損だなあ、とボケた頭で考えているところ。