Apple & Seeds

「リンゴと(何かの種子)」。リンゴの種子は誰でも知っているように、ペタッと潰れた水滴型。これはまん丸だからリンゴの種子ではない? では、なぜ内部に?よく見ると内部ではなく、「上」に重なっているだけだったりして。

実はそんなことどうでも良くて(どうでも良くない、という人もいるね、きっと)、「逆光表現」が狙い。リンゴのシルエットの逆光、種子の逆光表現が作品の狙い。

なあ〜んだ、じゃない!人が疲れた時は、光がガンガン当たっているより逆光の方が癒されるのだ!と私は感じるのだが。…癒される必要のない人が羨ましい状態…。

 

頑張るのもほどほど…

3回連続同じ絵を出しているようだ。少しずつ変化しているが、少しずつ悪くなってきているかもしれない。まずい、これ以上続けるわけにはいかない。

何でも頑張れば良いってもんじゃない。間違った方向に頑張って、変だ、変だと思いつつ取り返しのつかないところまでいってしまうこともある。登山のように、可能ならば間違えたところまで戻るのが正解かも知れない。

既にループ(環)の中かもしれない。環のなかのどこで立ち止まり、どこに立ち戻っても同じことだが、ちょっとずつ風景が違うので最後まで気がつかない。そして最後は?そもそもいったいどこからそこへ入り込んだのか?まずい、これ以上続けると。

 

顔の不思議

ヒトの形を、ヒトは無視できないようです。コミュニケーションという手段を駆使することで、一匹、いや一人ではできない大きな能力を協働で解決してきた人間だからこその性(さが)とも言えるでしょう。

コミュニケーションの基本は相手の感情を読み取る能力。相手が喜んでいるのか、怒っているのかが判らなくては、協働どころか戦いになり、生命さえ危険に晒してしまうことになりかねません。

だからこそ、顔を隠す=マスク、顔を変える=化粧など、「読み取られない工夫」も生み出される。相手を不安にさせて、自分を優位に立たせる工夫ですね。それを絵にも応用してみたいものですね。