木星、土星大接近-2

Jupiter and Saturn: 2020.12/24 17:24

午後から、どこで星を見るか候補地を探した。茨城県五霞町の江戸川土手から、スマートフォンで撮影した。他には誰もいず、まさに専用展望台。星が二つ並んで見えるが、大きいほうが木星。残念ながら最近は右目の視力が落ち、肉眼ではふたつであることを見極められない。大小2個の双眼鏡を持って行ったので、それでやっと2つであることが確認できた。

地平線近くに雲があり気になっていたが、日の入りに近くなってすうっと薄くなってくれた。この日の日没時刻は16:31。到着は16:18。星が見え始めるまで、うす暗いなかに雪をこすりつけたような日光連山のシルエットが、切れることなく末端まで見えた。驚いたことに、なんと日光白根山が見えるではないか。連山中央(男体山はずっと右に見える)、少し奥まって雪をかぶった姿は、さすが関東以北最高峰(2578m)の堂々とした威容。この機会がなければ気づかないままだったかもしれない。昨日はついていなかったが、今日はおまけ付き。

2021年の11月12日~14日にかけては、東の空に月、金星(明けの明星)と水星が並んでみえるそうだ(国立天文台)。星が爆発して最後を迎えるとき、地球では天体ショーとかいって皆で楽しむ。時のスケールを小さくすれば、世知辛くわびしく見える世の中も、宇宙時間で見れば損も得もへったくれもない。世はコロナで大騒ぎだが、もう少し長い時間尺で見れば、きっと良い教訓を得られるはずだと考えて、あと1週間を過ごす。

木星・土星大接近

Venus:23Dec 2020/6:15

木星と土星が397年ぶりの大接近だそうである。月も加わって1枚の写真に収まるチャンスもあったのだそうだ。次の大接近は2080年だという。これが人生最後のチャンスになる人も少なくないだろうから、とりあえず見ておくことにしよう。

最接近は12月21日だったが、まだ1~2日は大丈夫(でも急激に離れていくよ)。私もまだ見てないので今夜あたり。夕方から宵にかけて、南西の空です。

写真は残念ながらそちらではなく、ウォーキング中の金星(明けの明星)。息が切れていたせいか、ブレてしまった。5分後の6:20には日の出前の明るさの中に見えなくなってしまう。木・土大接近、子どもが買った古い天体望遠鏡でも、修理すればある程度きれいに見られると思うが、間に合わない。けれど一年の中にはいろんな流星群はじめ、たくさんの天体現象がある。コロナの中、夜空に心を広げるのもいい。

「時代」に乗り遅れる

「Hurry up a little bit(少し急いで)」水彩 F4

先日のブログに載せた絵を描いたとき、途中で何枚か写真を撮っておいたので、それをつないでみた。ここ半年は「動画」とその編集で頭いっぱいなので、とにかく途中経過はなるべく撮っておく。

ウォーキング中、イヤホンからの「乗り遅れない」という語が、耳に引っかかった。ある業者が「時代の波に乗り遅れないように○○をする」という、普通なら聞き流すような流れだったと思うが、「時代の波って、その波の中にいたら分かるものか」という、いつもの反発心が、ことさらにその言葉を「保存」してしまったらしい。

もしかして、私がいま動画(編集)で頭を悩ましていることも、「時代の波」に乗るためなんだろうか?私自身の絵画史では「絵画の時代」はすでに終わっている。何かの文章にそう書いた記憶もある。けれど今も自分は絵を描いている、絵画の時代はすでに閉じたのに?それは、「絵を描くことは私の宿命」だと感じているからだ。どんなに時代遅れになろうと、宿命ならば仕方ない、そう考えているからだ。ーそれなら、なぜいま動画なのか。

ひとつにはパソコンが手軽になり、「動く絵=動画」が自分にも手の届きそうなところにある(?)からだ。世は動画で溢れている。TV会社など専門業者でなければ手の届かなかった映像の世界を、若い人たちはスマホを使って、インスタグラム、YouTubeなど、日記を書くように気安く作っている。油絵具じゃなくたって、水彩絵の具じゃなくたって、自分たちの新しい絵の具で絵を描くよ。そういわれているような気がする。それなら私も新しい道具で絵を描いてみたい。けれど、そう思うこと自体時代の波に乗り遅れまいという心理なのか、いまは判断できない。(現状ではまだ全然ダメだが)、もう少し頑張れば私も「新しい絵の具」で、また新しい自分の絵を描けるのではないか、となんとか希望をつないでいる。