「カーテン」

「まどろみ(カーテンの光)」習作  水彩 F4

ただいま「カーテンの練習」中。絵の中のカーテンには古典時代からすでにいろいろな使い方がある。

ヨーロッパの絵画では基本的に背景に使われる。フェルメールなどカーテンかタペストリーを多用している。近代になると、マルケのカーテンを通す光で逆光のヌードが煌めく様を描いた絵などを思い起こす。ボナールにもそんな絵があったような気がする。とにかく、カーテンは絵画の要素として「華やか」「繊細」「静か」時には秘密めいた雰囲気をつくるのに、よく利用されてきた。

お得意のカーテンの表現を2つ、3つを持っていれば、構成がかなりらくになるだろうなー、とは前から考えていた。けれど、いざ描くとなると表現的にも難しいし、使えそうなシチュエーションになかなかぶつからない。だから(絵画的に)いい状況に出くわしたら小まめに写真などを撮って、普段からストックしておく必要がある。そして練習。

 

投稿者:

Takashi

Takashi の個人ブログ。絵のことだけでなく、日々思うこと、感じることを、思いつくままに書いています。このブログは3代目。はじめからだと20年を越えます。 2023年1月1日から、とりあえず奇数日に書くことだけ決めました。今後の方向性その他のことはぽつぽつ考えて行くつもりです。

「「カーテン」」への2件のフィードバック

  1. すご~い、相変わらず上手ステキ!いつも感激しながら画面みさしてもらってます。

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