柔軟なこころ

ウォーキング中。誰かがきれいに枯葉を掃いているようです

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。さて、恒例の箱根駅伝はコロナ禍下無事開催され、駒澤大学の劇的な逆転優勝で終わった。「最後まで諦めない」が心に残った、とラジオ解説の金 哲彦さんが言っていた。

確かにそうだ。と同時に、「ブレない心」というのも最近までよく聞く言葉だったなあ、とウォーキング中実況を聴きながら考えていた。

何かを達成するには、確かにそういう気持が必要なことがある。けれど、だからといって私は100%賛成はしない。そういう一心、一途さは、どんな場合でもある種の危うさを含んでいると思うから。それに、そういう気分を醸成する環境にも、なるべく冷静に距離をとって見ようとする。

私は柔軟な心を愛する。優柔不断とは違う。ある時は毅然として決断しつつ、間違っていると思えば躊躇なく自分の考えを改める、そんな心を愛する。けれどそんな心を持つことは簡単ではない。つい、意地を張り、自分が間違っていることがわかっても、ぐずぐずと理屈をこねてしまう。正しいか間違っているかということと、勝ち負けは次元の違うことだと頭ではわかっていても、誤りを認めることは負けることのようについ感じてしまう。まだまだ了見が狭いのだ。今年はちょっとだけでも「柔軟なこころ」を持ちたいな。

投稿者:

Takashi

Takashi の個人ブログ。絵のことだけでなく、日々思うこと、感じることを、思いつくままに書いています。このブログは3代目。はじめからだと20年を越えます。 2023年1月1日から、とりあえず奇数日に書くことだけ決めました。今後の方向性その他のことはぽつぽつ考えて行くつもりです。

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