お盆用「過去」住宅地図

私の記憶と合致する地図

お盆である。どこの田舎でも似たようなものだろうが、この数日間はあの世からの魂だけでなく、普段遠く離れて暮らしている人たちも呼び寄せる、「合同(慰霊)祭」のようになる。同窓会シーズンにもなる。

お盆の期間内に親類の家々を巡り、仏壇に線香を上げていくのが慣習だ。行き違いになることもあるので、たいてい誰か留守番がいる。留守番が私の役目。訪ねるべき親類の家を覚えていないのだから、適役である。困るのは、線香を上げにくる人の顔は知っているが、正確な個人名と、わが家とどういう姻戚関係にあるのか、よく分からないことだ。その顔もほとんどが後期高齢者になり、若い人に車で順路通り「運んで」もらうので、話す時間などないのだが。

母に話をさせる目的もあるが、そういうわけでお盆用のにわか勉強をする。姻戚関係を聞き、職業を聞き、当時の家々の地図を描いてみる。当時の社会状況が解るだけでなく、自分がどんなにボンヤリした頭(今もだが)だったかも、ついでによく分かる。

8/10 7:00 今朝は少し日が差している。22°くらいまでは暖かくなりそうだ。

投稿者:

Takashi

Takashi の個人ブログ。絵のことだけでなく、日々思うこと、感じることを、思いつくままに書いています。このブログは3代目。はじめからだと20年を越えます。 2023年1月1日から、とりあえず奇数日に書くことだけ決めました。今後の方向性その他のことはぽつぽつ考えて行くつもりです。

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