ペペロンチーノのなぞ

自宅でのペペロンチーノ       すでに3割ほど消失

各種あるスパゲティの中で、値段が高いのに極端なほど量が少ないのがペペロンチーノ。ペペロンチーノにはトッピングなど殆どない。だから普通に考えたらその分、麺の量が他より多くて当然なのに、現実はその逆だ。なぜなんだろう。

他のスパゲティの数段手間がかかるから?確かにペペロンチーノ好きはこと細かに面倒くさいことを言うが、食べる方からいえば、そこまでやってるか?と逆にききたいほど「そんなに変わらない」。あの独特のオイルが高いのか?

けれどまあ美味しいからやはり食べるし、個人的には今のままでもまあまあ足りる。けれどペペロンチーノ大好きの息子だと(お店の量なら)最低3人分は必要だが、経済的理由で「遠慮」。トッピングがないぶん量が多ければ2人分で済む。あの少量はなぜだろうか。

 

スメル・ハラスメント

雲のかたちにも好みはあるだろう

スメル・ハラスメント(=スメハラ)。直訳すれば「匂いによる嫌がらせ」。汗かきの私など何と言ったら良いか分からない。歳を重ねれば「加齢臭」も増すに違いない。悪意など全くなくても「迷惑行為」になるという認識だ。

ITによる匂いチェッカーもあるそうな。それを脇の下などに近づけると「〇〇の匂い成分はこれこれ。△△洗浄がお勧め」などと教えてくれるそうだが、正直言って、余計なお世話だと言いたい。そのうち、チェッカーで指摘されたその匂いを払拭できなければ犯罪ということになるかもしれない。

しかし日本から一歩出れば、世界はむせ返る匂いで溢れているし、それが世界というものに肌で触れる第一歩だろう。スパイスの香りのしないカレー、味噌の匂いのない味噌汁で良いのだろうか。母親はあかちゃんの肌や便の匂いに敏感になる。無臭の世界に慣れてしまうことは、生存的にも危険ですらある。

 

雨の盆とマスクラット

泳ぐマスクラット 幸手市神扇市営釣り堀付近の用水にて 2017/8/13

今年は腰痛のため、お盆の下北へは行けなかった。行かない連絡をしてからずっと涼しく、夕方から夜にかけては雨になることも多い。猛暑を覚悟していたのでその点ではありがたい。

なのに、腰痛でせっかくの涼しさを活かせない。何となくゴロゴロし、何となくパソコンでデスクワーク?坐りっ放しではいけないと、自転車で散歩していたら、また例の「泳ぐ巨大ネズミ?」を見た。

今回は少し詳しく調べてみると、どうも「マスクラット」という、北米原産の沼地のネズミに間違いないようだ。戦前パイロットの帽子用の毛皮を取るために養殖されていたが、戦後、需要が減って放たれたのが野生化し、現在は東京、神奈川、埼玉、千葉で繁殖しているらしい。特定外来生物に指定されている。