寝かせてくだサイ

「サイ」東武動物公園にて

今日は、埼玉県宮代町の東武動物公園にて、「動物をスケッチする」。朝は曇り空で、絶好のスケッチ日和だと思ったが、いかんせん晴れ男、やがてカンカン照りにしてしまつた。

人も動物もグッタリ。カバなど、水に潜ったきり浮かび上がらない。死んでいるのでは?と思うほど。つい、アシカのショーなど観て、遊んでしまったが、アシカより、ショーを実演・訓練する若い職員たちの、大変さを微塵も感じさせないプロフェッショナルに拍手した。

ワンタッチを記録する

カーネーション(未完)

支持体(キャンバスとか紙・板とか)と、画材(油絵の具、アクリル、テンペラとか)の協調性というか、相性の良さをいろいろ試す。

どこに何を使っているか、メモを取りながら描く。制作というより、「演習課題」。課題設定は当然ながら自分で。

毎日の制作ごとにビデオを撮り、それを分析・データ化する人もいるらしい。私にはそこまでの要請はないが、演習「課題」の結果だけは記録しておく(あとで見返さないことが多いのがボケ)。

こんなに痩せちゃって…

使えば減る。擦れば減る。ナイフが細くなるが、なかなか良いのが見つからない。

あまりナイフを使う方ではないが、それでもこれまでに大小数十本はすり減って使えなくなった。折れたナイフも十本以上になる。日本製は「か弱い」女性に合わせて作るのか、握りが小さ過ぎて指が余ってしまう。当然強度もそれなりで、ちょっと力を入れると、折れたり曲がったりして使い物にならない。ナイフに合わせて描かないといけない、という逆転が起きる。

カタチだけ真似る。そのカタチを生み出した思想には深く入らない。一刻も早くそのカタチをマネる、そのスピードが「敏感さ」や「センス」の評価であって、カタチのないものへの鈍感さには気づかない。かつて猿真似と揶揄された日本文化は、いまもあらゆる分野でしっかりと健在だ。