上野のパンダと愛ちゃん

卓球の(もう引退したと思うが)愛ちゃんが妊娠したとテレビで報道されていた。その少し前に上野のパンダの出産でひと騒ぎ。「ハッピー」ニュースなんだろうが「何だかなあ…」と、満腹のうえにコッテリと油っぽい肉料理を注文してしまったような気持になった。

彼女も応援してくれた人たちへの半ば義務と考えてツィートしたのだろうし、実際嬉しくて誰にでも伝えたい心持ちもあったのだろう。もちろんそれが悪いわけではまったくない。でも、わざわざニュースで取り上げるべきことかなあ。まあ、それがアイドルってことなんだろうけど。

悪いニュースばかりでは気が滅入るという人は少なくないが、ニュースは娯楽番組ではない。伝える側のお手軽さに辟易する。

 

こいつも寄生だったのか

手前の草はどうやら奥の植物とは違う奴らしい。買った時はごく小さい部分のようにくっついていたが、やがて成長し、堂々と分離独立した

ハリガネムシという「超」有名な「寄生虫」がいる。昆虫に寄生し、昆虫の行動を支配する。脳内に寄生するわけではないが、脳を支配すると考えられている。

イワナなど川の魚は水面に落ちてきた昆虫などを食べて成長する。昆虫自体はとても優れた生き物だが、世界中の淡水魚のかなり多くが虫を食べて生きていることを考えると、昆虫には随分おっちょこちょいな奴がいるのだなあ、と呆れるのは早計だ。それらは「誤って」水面に落ちるのではなく、これらの寄生虫によって水に飛び込まされている、というのが最近の研究で明らかになってきた。

ハリガネムシのような寄生虫は、最終宿主を目指して、現宿主がそれに食われるように行動をコントロールしているのだと聞くと、にわかに恐ろしいことになってくる。つまり、それらの宿主は昆虫だけとは限らず、もしかして哺乳類、人間にもあるかもしれないからである。

 

絵など描いてる場合かな?

「カミーユ・コロー」模写中(原寸大)油彩4号

「共謀罪」法がとうとう成立した。1949年にジョージ・オーウェルが小説「1984」で発表した「監視社会」が、この平和な日本で合法化した。

日本人である、私たち自らが選んだ議員たちによって、自らの思想・信条(心情ではない!)を監視されることを容認したことになる。これは、現在選挙権を持っている私たち一人ひとりの責任だ。

そういえば、駅前などボランティア?で清掃する人たちがいる。そこには「◯◯倫理協会」などと気になる看板も知らないうちに立っている。そもそも、あのお揃いのウェアの費用など、どこから出ているのだろうか?日本もいよいよ北朝鮮化してきたな、と警戒しなくては。