テーマが大事 / Consept first

テーマが大事
テーマが大事

結論:1)絵の中の要素は最低限に 2)色彩は控えめ、微妙な明暗が大事

1)について:100個の単語を覚えるより3個の単語の方が覚えやすい。

2)について:「理解」という点に限って考えると、オール「白黒」の方がオール・カラーより「ひと目・一瞬」で理解しやすい。

人は普通でも750万色くらいは見分けられるらしい。しかし、チャートを実際に見ると、色そのものよりそこに含まれる明暗の微妙な度合いを無意識に鋭く見分けているようだ。

けれど毎回、微妙なグレーの花が一輪だけという絵ばかりでは作者自身が満足しない。それじゃ描く楽しさがないもの。

結論微妙訂正:一枚につきテーマは一つだけ(3つあれば3枚に)。テーマを絞れば、多少色の使い過ぎがあっても大丈夫だろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

風薫る / Bleezing

風薫る-1 水彩2014
風薫る-1 水彩2014

 

風薫る(終了)-水彩2014-6-14
風薫る(終了)-水彩2014-6-14

先日、腰の痛みに手を添えながら、北川辺町(現埼玉県・加須市)のある画家の個人庭園(薔薇園)にお伺いした。個人庭園と言うから、こじんまりしたものを想像していたが、個人レベルではないスケールにちょっと驚くと同時に、画家のその気分も羨ましくなった。

白い花。青い花になぜかとても惹かれる。青い花は数も種類も少ないせいか、特に心が動く。庭の白い椅子のシルエットを借りて、青い花や遠景、布のアーケードなどは私が勝手に絵の中に作ってみた。白い弦薔薇はここからは見えないが、実に立派なもの。一見の価値ありです。

飛ぶ男-2

浮かぶ雲:F15(部分)ミクストメディア2013
浮かぶ雲:F15(部分)ミクストメディア2013

1カ月ぶり。

ギリシャ神話のイカロスは高く舞い上がり、太陽に近づきすぎたために、体に着けた羽根が溶け、海に落ちたということになっている。でも、彼は上ばかり見ていたのではなく、反対に高い空からの海の青さに魅きこまれ、ついには海と合体してしまいたくなったのだ、という空想の方が私には心地よい。