夕陽のシンデレラ

散歩道から少し外れてみた
夕陽が透けて、立葵が美しい
一昨日の雨のせいでしょうか、この鮮やかは

夕方までビデオ編集と制作で座りっぱなし。脚の感覚がおかしくなってきたので、制作の切れ目を見て散歩に出た。午後6時過ぎていたがまだ日は残っている。いつものコースから少し離れたところに立葵が見えた。もう何年も見かけるたびに写真を撮っているから、もういいかなと一瞬考えたが、「まあ見るだけ見よう」と寄ってみた。

これが大正解!低い角度の夕陽が当たって、妖しいほど美しい。薄い花びらを夕陽が透いてなんとも言えないほど鮮やかであり、華麗であり、かつ可憐である。これはわたしの写真技術ではお伝えできないが(それでも普段より鮮やかにわたしには見えますが?)、記憶し、いつかこの感情は再現してみたい。

大きな木

    「林」  水彩

木が面白いので描いてみた。枝はもっと高い所から出ていて、このサイズではぎりぎり画面に入るかどうかだが、それだとまるで山羊の脚か何かのように見えそうなので、枝の位置を下げ、本数も増やしてみた。

木陰にアジサイが咲いている風だが、実は何にもない素通しの風景が広がっていた。背景をアジサイで塞ぐことにした。背の高い、大きな木である。腰が悪くなって、反り返ることが苦しく、梢を見上げることもなくなった。梢を渡る風の音を聴くのが心地よい。

堤防の上は微風

江戸川は江戸時代に利根川本流を銚子(千葉県)方面に向ける際に開削された、半人工水路である
堤防の上は芥子菜が溢れている。以前はもっと背が高く、壁の中を通る感じだった
関宿城

昨日(日曜日)は天気がよかったので、近くの公園までスケッチの下見に出かけた。久しぶりに江戸川も覗いてみようと、ちょっと自転車を漕いでみた。

いわゆるスーパー堤防の上は微風。下流には春日部や野田の方まで見える。やや曇り気味の晴だから日差しもそれほどではない。おまけに珍しく帽子、サングラスもある。ちょっと首を伸ばせは関宿城が見える。
 ついでのついで、というわけで。目的地ではない気楽さからか、わりと簡単に着いてしまった(公園から片道3.3㎞。自宅からだと9㎞ちょっと)。家族連れなど意外にたくさんの人がいた。