灯台と海

物見崎灯台
物見崎灯台

久しぶりに灯台に行ってみた。東日本大震災以来、どこも防波堤やテトラなどの護岸施設凄まじく、港内から海が見えなくなっているところが殆ど。

港内から海が見えるということは、波が直接入って来るということだから、津波から港を護るにはやむを得ない。でも、風景としては寂しい。やはり海があっての灯台こそ絵になる。

タンポポ-2 / Dandelion_2

タンポポの根 Dandelion's root
タンポポの根         Dandelion’s root

実家の庭の中の道がタンポポに覆われていた。Dandelionはもとはライオンの歯の意味を持つフランス語だが、葉の形だけでなく、その繁茂の凄まじさが、農業に頼っていた人々にとってはまさに猛獣のような恐ろしさをも感じさせたに違いない。

根の強い張りと深さが、瞬く間に他の植物を圧倒してしまう。大きくなると取り除くのは容易ではない。庭の草取りをしての実感である。

ハマナス / Japanese rose

ハマナス Rosa rugosa
ハマナス          Rosa rugosa

Japanese rose (Rosa rvgosa ) is used for the simbol of Princess Masako. Although their thorns are very sharp, their flowers have beautiful bright violet. And the fragrance is extremery noble in kind of roses. It is the reason.

東北北部から北海道にかけてはお馴染みのハマナス。棘は鋭く、密生し、簡単には人を寄せ付けないが、花は美しく、香りはバラ科の中でも一段と上品だ。皇太子妃雅子さまのお印にもなっている。さもありなん。

実はヒップローズといい、熟すと柔らかく、ほんのりと甘い。眼を瞑って頬張れば、これもまた野生の妙品なのである。