今日もヤマセ / It’s foggy today

今日もヤマセ
今日もヤマセ

8/20、今日もヤマセ。最高気温26度だが、そこまでいかないだろう。風は弱いが今日は特に濃霧。視界100m。ヘッドライトをつけて走る車もある。

ヤマセとは北東北から北海道にかけ、初夏から秋口にかけて吹く海からの湿った東風、海霧のことだ。山を背にして吹くから山背(やませ)という人がいるが、当て字的な発想で、本当の語源はたぶんアイヌ語にあると思う。

ヤマセが吹くと日照が失われ、植物(海藻も)も海産物にも甚だよろしくない。ばかりか、鬱陶しい気候が人を鬱にする。レースフラワーのあとに白い花が、霧の水滴につつまれて咲いていた。もう夏は終わったよと。

砂鉄 / Iron sand

砂鉄 Iron sand
砂鉄             Iron sand

Most japanese people don’t know that Shimokita is very rich area in Iron. Bluish sand is Iron in Photo. Walking on the sand in summer is like torture by standing on heated iron plate.

下北半島には豊富な砂鉄が眠っている。かつて製鉄所建設の計画さえあったほどだ。写真ではやや青みがかって見えるのが砂鉄。夏の陽に炙られた砂鉄の上を裸足で歩くのは、熱い鉄板の上を歩く拷問のようなものだった。

台風、過ぎる

台風、過ぎる
台風、過ぎる

午後5時前、台風が過ぎた。台風が去る直前、直後の5分間の違いは劇的だ。吹き荒れていた雨や風がピタリと止み、青空が見えたと思うと急に日が差してくる。潮の満ち初め、貝や蟹などが湧き出てくるように、人も動き始める。

台風の大きさを考えると、この5分間の変化は台風の進行速度が非常に早かったことを示している。