窓辺のサボテンたち

大きくなったサボテン
大きくなったサボテン

1カ月ぶりに見る、アトリエのサボテンたち。水と空気と太陽だけでこんなに成長するなんて、しくみは理解出来ても、感覚的には不思議としか言いようがない。成長する植物にも感心するが、太陽のエネルギーって凄いんだなと改めて感じる。

もちろん、太陽があるからそれに植物も私たち動物もそれに適応するしくみを作って来たわけで、現太陽ではなく、別のシステムがあれば、それに適応するシステムができるはずだから、当然といえば当然だが、「生命」というものを発生させた太陽はやはり「超」のつく特別な存在だろう。

埼玉の暑さも、そう考えれば特別な恩恵だ。日照の無い、冷涼な場所から埼玉を見ると、土地も人も豊かな所だと改めて思う。

ドツボにはまってトッピンシャン

ウミネコの群れ
ウミネコの群れ

気温19度。曇り時々雨。風は午前6時現在ほぼ無風。2016/8/28 日曜日 5時起床 下北。

ほぼ1カ月になった下北滞在。そろそろ帰り仕度。成果は120号の作品3点のみ。没頭した割には(没頭したからこそ?)不出来。1点は描くたびに悪くなり、何とかしようと集中すると、ますますドツボにはまるという悪循環。そして異常に細かくなっていくという最悪パターンで時間を遣い果たす。

目も頭も心も疲れると海を見に行く。歩いて1分が有難い。水平線を眺める。首を水平に動かすことなど都会ではあまりないが、海を見ると誰でもそうする。波を見ていると飽きない。次の波の大きさを予想するが、まず当たらない。だから最低でも30分は見てしまう。

かもめがいる。かもめはチドリの仲間だから、時々近くにチドリもいるが、大抵は同じ種類ごとに群れている。近づいても一定の距離までは逃げない。ウミネコの群れに1羽のオオセグロカモメの幼鳥が紛れ込んでいる。サイズの差がよく分かる。

オオセグロカモメの幼鳥 / Young bird of Slaty_backed gull

オオセグロカモメの幼鳥 Young bird of Slaty_backed gull
オオセグロカモメの幼鳥  Young bird of Slaty_backed gull

Today’s weather in Shimokita is Fine with no cloud. 17°c ( highest 21°c) . West wind, that’s like a good natural air conditioner.

The young bird of Slaty_backed gull(photo). He looked that he has taken an interest in my iphone. He approached me without hesitation.

明け方17°c。とうとう20°以下になった。最高でも21°cはもうすっかり秋。晴天、やや涼し過ぎる風。

セグロカモメの幼鳥、といっても大きなカラスよりさらに一回り大きい。脚が赤いのでウミネコと見分けやすい(ウミネコの脚は黄色)。スマートフォンをエサだとでも思ったのか、ためらいなくどんどん近づいてきた。