完熟ゴーヤー食べてみた

ゴーヤーを頂いたが、その前に我が家なりの賞味期限切れ、またはそれに近いものを処分(要するに食っちまフってことだが)している間に、3日ほど経ってしまった。

白いのと青いのがあったが、白いのは黄色に、青いのは赤くなった。それだけでもびっくり(ゴーヤー作ってる人からみると、お笑いですね)したが、割ってみてなおビックリ。種、赤い!しかも種の回りのねっとりしたところを舐めると、ほんのり甘いじゃないか!苦味なんて全然ない。こ、これが「ズユじゃない、熟す」ってことかー(°▽°)

完熟の果肉部分もやはりほんのり甘く、苦味はない。今夜はゴーヤー・チャンプルーにするというが、それは私専用で、どうやら家族は別のモノを食うらしい。チャンプルー好きだから良いけどー。ひそひそと鰻とか聞こえたような気がした。

この暑さを記録せよ

ゴムの木

この暑さは異常だ。だが、これが「新たな平常」への始まりかも知れない。最低気温30°の北半球。北極海がリゾートになる地球の始まり。北半球の氷の重さが無くなり、地軸の傾きがほんの少し変わり、軌道もそれに連れて微妙に変わる。

太陽が膨張する前に地球自体が太陽に飛び込むか、加速して太陽系から飛び出してしまうかも知れない。それは数億年あとのことだが、生命体にとっての異常気象としては、はるかに早く現れる。台風は365日、風速数百メートル/秒の風で、現在のビルなど全て地上から地下に潜っている。地表は厚さ10mもの、ごついコケ類に覆われ、背の低い三角形の、ガラスのピラミッドの様な建築だけがその間から顔を出している。そんな地球の平常への「異常の始まり」。誰もがそれぞれの能力、感覚で記録するのが良い。

秩父を除く埼玉県平野部では、最低気温が30°を越えるようになってきた。最高気温40°より、そちらの方が本当は危険です。これが続けば「夜の熱中症死」が増える。睡眠薬を使用の方、ご用心。知らずに安楽死してしまうかも知れません。

ウニの歯

ウニの歯をしげしげと見たことのある人は、案外少ないかも知れない。漁村に生まれた私は子どもの頃から、ウニの歯はけっこう鋭く、デカイなあ、と思ってはいたがは食べることに夢中で、よく観察はしていなかった。

ウニの歯は5枚(種類によって異なるかもしれない)、先端が中心の1点に集まるように、正五角形に配置されている。一つ一つは局面のある石灰質の鞘と、方解石のナノ粒子でできた、超硬質の鋭い刀の部分との2つでできている。この硬質の歯でコンブなどの海藻や魚などの死骸を切り取って食べるだけでなく、岩を削り、自分自身の隠れ家をも作る。

身体の割には大きな歯で、5本の歯だけでも身体全体の体積の10%以上。自動的に研ぐ構造になっていて、新しい歯がスライド式にでてくるようになっている。生半可な現代の工具では追いつかない優れもので、切削工具の研究対象になっているという。

棘は人や、それを好物とする魚以外のものにとっては防禦の武器だが、もしこの口(歯)を攻撃に使えるように進化していたら、私たちの方が食べられる側になっていたに違いない。