フェルトペンで風景を描く

ふるさとの川を描いてみた。コロナでしばらく行けなかったから3年前の風景だ。今年は帰省するつもりでいたのに腰痛が悪化、残念ながら直前になってキャンセル。きっぷも取れていたのに・・・。そんなこともあって。

ビデオを作ってみると、頭の中で考えていることの十分の一も伝えられないことが痛いほど分かる。ある程度納得のいく説明をしようとすると、どこまでやってもきりがない。できた動画を見るといかにも物足りないが、仮に納得いくものができたとしても本人以外の誰もそんな動画を見るはずもない。

わたしにとって、動画製作は今のところ恰好の「ボケ防止」になっているのかも知れない。けれど、絵を描くだけでなく、撮影、録音、パソコンでの編集、ナレーションとその作文、YouTubeにアップする作業が毎回大変なストレスで、もしかするとボケを早めている可能性もあり得る。とにかく、一銭にもならない膨大な時間を費やしているのに、なぜか必死にやってしまうのが自分でも不思議。

無題(何度目かの)

なんだか元気が出ない。暑いとか、あちこち痛いとか、そんなのが全部まるまってのしかかってくるのか分からないが、パソコンに向かっている今もなんだか首が重たい。

上のエスキースの中で良いのはこの部分だけ。風に吹かれてどこかへ飛んでいきたいって気分がチラッとあるかな―かたちは悪いけど。凡庸過ぎるアイデア・表現だけど、そのぶん記号化されてしまっていて、郵便局のマークのように「気分」が使える(それがいいのかどうかは別として)。

この夏(2022)の過ごし方

Apple-田園2のためのエスキース

今日、八月十日(水)の今頃は、下北半島東通村にいるはずだった。東通村の今日の最高気温は23℃の予報。わたしのアトリエの中は正午過ぎで36℃。

「いるはずだった」のに列車をキャンセルせざるを得なかったのは、10日ほど前から続いていた左大腿関節から膝にかけての痛みがかなり強くなってきたから。痛いのは脚だが、ほぼ腰から来ていると考えて間違いない。

残念だったが、幸いなことに?溜まった用事は山ほどある。まず、取っ掛かりの製作中のビデオをアップすること。10月の展覧会への作品を描き始めること、およびその周辺の制作。そのためのエスキースetc。

マスコミに煽られてつい熱中症対策の意識過剰になり過ぎていたかも。やっぱりわたしのような田舎者は、クーラーの部屋でパソコンを相手にしているだけより、汗をかいて身体を大きく動かし、“適当に”(それが難しいが)外での仕事もする方が元気でいられそうな気がしてきた。