青いカモメのスケッチ会

駅前:午前10時スケッチ会スタート
野田市内:終了直前14時頃

青いカモメの絵画教室では、自由参加で千葉県野田市でスケッチ会をしました。参加者は20名。風もなく、晴れて気持の良い日和(午前中はひなたでは少し暑いほど)。

野田市といえば醤油の町、キッコーマンの企業城下町です。これを描かないと野田市を描いた気持になりません。でも、前半は市の観光名所的なところに目を奪われて、つい歴史的な建物の方に行ってしまいました。お昼は現在は市民会館になっている、キッコーマンの創業一家の旧宅で各自の弁当を食べた。個人の居宅としてはとんでもない広さと造りで、往時の豪勢を感じられたのは良かった。

自分としては、今回はカモメマンになってスケッチ会のビデオを作ろうと思っていたが、スケッチ開始と同時に全員がパアッと散ってしまったので、いきなり目標達成絶望的という状況になってしまった。誰がどこにいるか全然分からない。三脚を持っていったのでそれをセットすれば自分のスケッチビデオを撮影することは可能だったが、そこまで腰を据えて描きたい場所を見つけることが出来なかった。

午後になって、何の成果もないとちょっと寂しいかなと、めぼしいところを漁り始めた。それが下のスケッチ。この1枚はとりあえず今日のベスト。まあ、どこでもそうだが、初めて行って、いきなり良いスケッチを望む方が虫が良すぎるというもの。失敗と反省を繰り返ししつつ、2度3度とでかけてやっと描くべきモノが向こうから見えるようになってくるものだ 。今回も事前の下調べがあったから、たとえ満足な成果に結びつかなくてもスケッチを通して一つのイメージを掴むことができた。今回はこれで十分。これを繰り返すことが大事なんです。

久しぶりに野外スケッチへ

秋の公園にて (水彩 F6)

実に久しぶりの野外スケッチ。腰痛が常に意識されるようになってからは本当に久しぶりで、一昨年の浅草でのスケッチ以来かもしれない。

2日ほど前から、ここでスケッチの動画を撮影(の練習)しようかなと思っていたが、妻がカメラの一台を手伝ってくれるというので腰を上げてみた。ところが、出かけて早々、あっちの野菜売り場へ行ってくれ、こっちの店へ寄ってくれというので、これじゃ撮影時間は無いなと急激にやる気を失っていく。

現場で小一時間場所探し。撮影開始は午後1時ちょっと前。夕方は別の用事があり、午後3時頃からは雨の可能性もあるので、制作は1時間程度と想定。手前駐車場の地面にはイチョウの枯葉がたくさん散っていたが、それは後で描き加えることにした。鳥のさえずりがすごい。イチョウもまだそれほど黄葉が進んでいなかったが、銀杏の実はそこら中に落ちている。人や車の出入りもわりと頻繁で、子どもの声もあちこちから聞こえるなど現場写生の面白さがある。筆先が擦り減って丸まった筆を使ったので、そのコロコロ感も出ていますね。

一眼レフカメラを三脚で斜め後ろに固定し、スマートフォンを妻に渡して適当にいろんな角度から撮ってもらった。スケッチの撮影は今回が2回目。一回目はまるまる2年以上前で自分は描くだけだったので、すべて自分でやるのは実質的に今回が最初。とりあえず撮影全体を経験するのが主目的で、良し悪しは二の次。でも、近いうちにこの動画もアップしてみようと考えています。

フェルトペンとSMが最強コンビ

鳥の置物とキャンディボックス1
鳥の置物とキャンディボックス2

フェルトペンで何でも描く。フェルトペンがこの頃ではわたしの最も身近な画材になっている。もちろんどんなサイズでもペンが有効なわけではなく、小さいスケッチブックに限られる。一番ぴったりなのはSMサイズとのコンビネーションだと思う。この組合せでいつも持ち歩いている。

「キャンディボックス」は折り紙。ある人がこれにキャンディを入れてくれたから、そう呼んでいるだけ。特に専用というのではない。折り紙は尾形光琳の「カキツバタ図屛風」のプリントされた、ちょっと厚手の紙。「杜若(かきつばた)」に見えるかな?

「SMのスケッチブック+フェルトペン」で描いたスケッチ(スケッチにしては描き込み過ぎなのだが)をYouTubeに続けてアップしている。いくつかのスケッチの中で、ペンだけの(モノクロ)の地味なのが、なぜかわたしのチャンネル「青いカモメの絵画教室」の中では大ヒット中らしい。1割ほどは海外の人も視聴しているらしいのは、さすがにネット社会だと実感する。

ところが今日、突然ビデオ編集が出来なくなった。少なくとも一昨日までは何ともなかったが、昨夜のうちにWindowsのアップデートがあり、どうもそれが原因で編集ソフトとの連携がおかしくなってしまったらしい。今のところ対処の仕方が分からず、お手上げ状態。解決法を見つけ出すまでのあいだ、このコンビでのスケッチの腕を磨いておけ、というご託宣のようでもある。