三日

ビー玉

俳句で三日とか単純に数字だけいう時、それは正月七日までの、いわゆる松の内を指す正月の季語なのだそうだ。七日は七種粥(ななくさがゆ。「草」ではなく「種」であることに意味あり)があるし、人日(じんじつ)という季語もある。

人日という季語は中国に由来があり、七つの生き物(と一つの植物)をそれぞれ一日にあて(八日間)(て感謝し)たことによる、と歳時記などに書いてある。ちなみに一日は鶏(元旦は鶏旦とも言う)、二日は狗(いぬ)、三日は猪、四日は羊、五日は牛、六日馬、七日が人。八日が穀(こくもつ)だそうです。羊日とか猪日などと言うわけですね。

ブログを一日おきに書くぞ、と大晦日に宣言?したのだったが、昨夜?寝たのが午前4時を過ぎていたので、早くも挫折するところだった。スケッチのビデオ編集中。秋のスケッチ会の前にアップするつもりだったのに、未だできていないってことです。忙しいというより、一つ一つの作業が遅過ぎるから。苛立って、パソコンの前で大声で怒鳴るものだから、もしも誰かが外で聴いたなら「奥さん、あんなに怒鳴られて可哀そう」と思うかもしれない。事実は、あまりにも初歩的な間違いを何百回も繰り返す自分に腹が立って、自分自身を怒鳴っているんです。パソコンに八つ当たりしなくなっただけ、ちょっと賢くなりましたが。

五日には初句会。20句を提出しなくてはならないが、今現在ゼロ。今ごろ季語を調べているようじゃ、長生きしそうだわ。

ニホンザルが魚を捕る

ポインセチア

たまたまスマートフォンでNHK journal サイカル(science and culture)を見たら、上高地のニホンザルが魚を捕食しているシーンを信州大理学部の東城幸治教授やNHK「ダーウィンが来た」の撮影チームが、今年」2022、1月中旬から取材、撮影に成功したというニュースがあった。

その様子は2022、7月24日の「ダーウィンが来た」で放送、11月には論文が「Scientific Reports」にも掲載され、国際的な衝撃を与えたらしい。

そもそも雪が降るようなところにサルがいること自体、世界的には非常に特異なことらしいのだが、冬の間の食べ物も同様、上高地の二ホンザルは川虫なども食べていて、川にはそれなりの慣れもあったのだろう。川虫を採るために石をひっくり返すと、たまには小魚がいることもある。それが魚を食べるきっかけになることは想像できるが、何ごとも最初の一歩が飛躍である。人間だってナマコだの、ウニだのを最初に食べた人の冒険心が凄いと思う。

来年はウニやナマコを食べても誰にも驚かれないが、自分なりには新しいものに目を向けて行きたいし、必要なことももう少しはできるようにもなりたい。無知であることはどうしようもないが、それでも新しい知識を得ることはそれが何であっても楽しい。そんな一年にしたいと願いつつ、今夜もパソコンに向かう。あと数時間もすればgone(今年ももう行ってしまうよ)と、どこかのお寺から聞こえてくるはずだ。

「フェルトペンの使い方」アップ

「フェルトペンの使い方」をアップしました。自分の経験の一部をとりあえずまとめてみました。たかがフェルトペンですが、なぜかわたしにはしっくりくる画材なので、騙されたつもりで(騙すつもりなど毛頭ありませんが)これで絵を描いてみようかなと思ってもらえたら、そして実際に描いてもらえたらいいなと思いながら編集していました。

一方で、だいぶ長いことやってきたわりには「大したもんじゃないなあ」という残念な気持ちも湧いてきました。紹介する以上、もうちょっとレベルアップしなくちゃ、という気分です。

年末年始は、YouTuber にとって、どんどんアップロードするべき時期なのだそうで、夏休みと年2回の超繫忙期なのだそうです。(そんなことも知らなかった)わたしはまだYouTuber ではないけれど、その忙しさをちょっと体験してみようと、にわかに動画作りに時間を消費してるところ(おかげでウォーキングする時間がない。これはあとで腰に響くかもと、ちょっと心配)。「フェルトペン」はその成果?普段の年末は世事繁忙だったが、今年末は珍しく自分ごとに集中しまくってみます。
 ※「青いかもめ」は、YouTube@aoikamome「青いカモメの絵画教室」とリンクしています